Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

文学

#462 和の色の癒しとインパクト、というところでしょうか~「江戸彩り見立て帖」

『江戸彩り見立て帖』坂井希久子 著 色を見極める仕事とは。 江戸彩り見立て帖 色にいでにけり (文春文庫 さ 59-3) 作者:坂井 希久子 文藝春秋 Amazon 1月も末となり、そろそろKindle内を整理しなくてはと思っている。すでにコンテンツはまとめてあるのにな…

#461 私のストレスなんてまだ軽い方でした ~「ちょっと今から仕事やめてくる」

『ちょっと今から仕事やめてくる』北川恵海 著 新入社員、青山。会社を辞める。 ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫) 作者:北川 恵海 KADOKAWA Amazon さて、うまく自分の機嫌を自分で取ることが出来なくなり、ついにワークライフバランス…

#460 高3の過ごし方~「戸村飯店 青春100連発」

『戸村飯店 青春100連発』瀬尾まいこ 著 戸村兄弟の10代終わりの過ごし方。 戸村飯店 青春100連発 (文春文庫) 作者:瀬尾 まいこ 文藝春秋 Amazon いつ購入したのかも思い出せないくらい、長くKindle内で眠っていた一冊だ。この頃はものすごく気分転換を要し…

#459 猫好き、必読! ~ 「猫の傀儡」

『猫の傀儡』西條奈加 著 操られたいし!!! 猫の傀儡(くぐつ) (光文社文庫) 作者:西條 奈加 光文社 Amazon どうしたものか。募りつつある不満の波がなかなか引いていかない。いつもは会社のことなんて1ミリも頭に浮かばないはずだった。家に帰って本を読…

#458 上司が無能なので歴史から学ぼうと思ったのですが…~「わが殿 上・下」

『わが殿 上・下』畠中恵 著 大野藩士の幕末。 わが殿 上 作者:恵, 畠中 文藝春秋 Amazon さて、「まんぼう」ですね。私の勤める会社は時短も、時差出勤も、リモートワークも一切実施せず通常業務と変わらない対応を取っている。リモートになることを期待し…

#457 隠密から潜入へ!~ 「潜入 味見方同心1~3」

『潜入 味見方同心 1~3』風野真知雄 著 隠密シリーズの続編。 潜入 味見方同心(一) 恋のぬるぬる膳 (講談社文庫) 作者:風野 真知雄 講談社 Amazon すっかり心奪われてしまい、ついに続編にも手を出してしまった。ストーリーの面白さに引き込まれ、思わず著…

#456 明治の哀愁 ~ 「御坊日々」

『御坊日々』畠中 恵 著 江戸から明治へ、庶民の心。 御坊日々 作者:畠中 恵 朝日新聞出版 Amazon 寒い日が続いてたこともあり、甘酒がやたらと美味しく感じる今日この頃。甘酒は私はたいてい酒粕で作る。飲む時はおろししょうがを少し、オリゴ糖を少し入れ…

#455 同心の人柄と奉行所チームワークに痺れる~「隠密 味見方同心」

『隠密 味見方同心 全九冊合本版』 魚之進の活躍、全部入ってます。 隠密 味見方同心 全九冊合本版 (講談社文庫) 作者:風野真知雄 講談社 Amazon 年末、きっといろんなセールに浮かれていたのだと思います…。Kindleの中の本を整理しようと中を見ていたら、な…

#452 スーパースターの弟もなかなかやります ~「隠密 味見方同心2」

『隠密 味見方同心 2』風野真知雄 著 魚之進が継ぐ。 隠密 味見方同心(二) 干し卵不思議味 (講談社文庫) 作者:風野真知雄 講談社 Amazon 年末に読んだ本の2巻目。 1巻目はえっ!?という終わり方だった。イケメンな上に仕事のできる月浦波之進が家督を継い…

#449 思わず足が深川に向いちゃいますよね ~「善人長屋 2」

『善人長屋 2』西條奈加 著 加助の善意が長屋を動かす。 閻魔の世直し: 善人長屋 (新潮文庫) 作者:西條 奈加 新潮社 Amazon さて、2巻目です。 1巻目は短いお話がいくつもあって、登場人物を紹介するような流れだった。一方2巻目は一つの大きなストーリーと…

#448 お金の使いかたは人を表す ~「三千円の使いかた」

『三千円の使いかた』原田ひ香 著 お金の大切さを学ぶ。 三千円の使いかた (中公文庫 は 74-1) 作者:原田 ひ香 中央公論新社 Amazon そういえば年末に読んだのにメモを忘れていたことに気付いた。たまたま書店に行った時に見かけた本書、手持ちの著者の作品…

#447 こういうリーダーがいたらなあ ~「善人長屋」

『善人長屋』 西條奈加 著 千七長屋には裏の顔がある。 善人長屋(新潮文庫) 作者:西條 奈加 新潮社 Amazon 年末年始に長く休んでしまったせいか、気持ちがなかなか通常業務に追いつかない。困った困った。そんな時は小説で気分転換が一番!ということで、…

#445 粋な姉妹の江戸の話 ~「世直し小町りんりん」

『世直し小町りんりん』西條奈加 著 女性が活躍する江戸の話。 世直し小町りんりん (講談社文庫) 作者:西條 奈加 講談社 Amazon 今年も江戸に浸る予定。去年のブラックフライデーの時、西條奈加さんの小説をいくつか購入した。一番最初に読んだ本がお菓子の…

#442 今年もたくさん読みました~「はなの味ごよみ10」

『はなの味ごよみ 10』高田在子 著 シリーズ最終巻。 はなの味ごよみ 花笑み結び (角川文庫) 作者:高田 在子 KADOKAWA Amazon 去年の年末は「2021年になればコロナも落ち着いてるでしょ」くらいの気持ちでいたのに、実際こうして2021年の幕を閉じる今振り返…

#440 とりあえず断捨離から~「今日は心のおそうじ日和」

『今日は心のおそうじ日和 1,2』成田名璃子 著 小説家先生のおうちでの家政婦。 今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私 (メディアワークス文庫) 作者:成田 名璃子 KADOKAWA Amazon 人より一足早く休みに突入するので早いうちから大掃…

#439 せんべいが具に?~「東京近江寮食堂 3」

『東京近江寮食堂 青森編』 渡辺淳子 著 今度は青森料理! 東京近江寮食堂 青森編~明日は晴れ~ (光文社文庫) 作者:渡辺 淳子 光文社 Amazon 続けて読んでいた作品に続編が出ていたことを知った。 滋賀出身の主婦が突然姿を消した料理人の夫を探しに東京へ…

#438 お酒が江戸へ届くまでが大変すぎるのです~「下り酒一番 1」

『下り酒1番 1』千野隆司 著 武蔵屋で手代として働く卯吉の活躍。 大店の暖簾 下り酒一番 (講談社文庫) 作者:千野 隆司 講談社 Amazon さて、一足先に今日より年末休暇に入った。年休消化といいつつも、本当は一日も早くお休みとって大掃除をしなくては!と…

#436 ぐるぐる鰻~「隠密 味見方同心 1」

『隠密 味見方同心 1』風野真知雄 著 新しい役職、味見方とは? 隠密 味見方同心(一) くじらの姿焼き騒動 (講談社文庫) 作者:風野真知雄 講談社 Amazon 平成の感覚が抜けなくてまだ23日は休みのような気になってしまう。昭和の日のように平成の日にしてお…

#435 野菜の加工に瓶づめ!~「谷中びんづめカフェ竹善 1」

『谷中びんづめカフェ竹善 1』竹岡葉月 著 谷中にすむイギリス人のつくる瓶詰料理。 谷中びんづめカフェ竹善 猫とジャムとあなたの話 (集英社オレンジ文庫) 作者:竹岡 葉月 集英社 Amazon タイトルに惹かれて購入。瓶詰と言われて最初に頭に浮かぶのはジャ…

#433 池之端が舞台の時代小説!~「上野池之端 鱗や繁盛記」

『上野池之端 鱗や繁盛記』西條奈加 著 鱗やの歴史。 上野池之端 鱗や繁盛記 (新潮文庫) 作者:奈加, 西條 新潮社 Amazon 西條奈加さんの小説といえば、昨年の直木賞をきっかけに書店でもよく見かけるようになった気がする。私はこの小説が出会いのきっかけだ…

#432 こんな「酒場」なら常連になってみたい ~「とっても不幸な幸運」

『とっても不幸な幸運』畠中恵 著 「酒場」と謎の缶。 とっても不幸な幸運 〈新装版〉 (双葉文庫) 作者:畠中恵 双葉社 Amazon ここに来て、ファンを自称していた自分が恥ずかしくなるのだが、著者の畠中恵さんは「はたけなか めぐみ」さんと読むことを知った…

#431 武家言葉に武家の暮らし~「はなの味ごよみ9」

『はなの味ごよみ 9』高田在子 著 はな、武家修行。 はなの味ごよみ 蛍の約束 (角川文庫) 作者:高田 在子 KADOKAWA Amazon さて、あともう少しで最新刊が出る本書。なんと次でお話が終わるというのに9巻目は全く顛末を予測できない流れとなっている。 弥一…

#429 三姉妹の好みと腕が光る! ~「三人屋」

『三人屋』原田ひ香 著 三姉妹の料理。 三人屋 (実業之日本社文庫) 作者:原田 ひ香 実業之日本社 Amazon いまずっと読み続けている時代小説、長くその雰囲気に浸っていたい思いが強すぎて、手持ちの最後の一巻を読む前にこちらを読むことにした。たしかこれ…

#428 味噌味けんちん汁への第一歩となるのでしょうか~「はなの味ごよみ 8」

『はなの味ごよみ 8』高田在子 著 良太、一歩リードか。 はなの味ごよみ 涙の雪見汁 (角川文庫) 作者:高田 在子 KADOKAWA Amazon この頃、電車の広告にこれが出てくる。久原と言えば、茅乃舎さん。心がどうも時代小説にとらわれすぎていて、この広告をみても…

#427 武士の恋がせつない件 ~「はなの味ごよみ 7」

『はなの味ごよみ 7』高田在子 著 良太、思い切る。 はなの味ごよみ 勇気ひとつ (角川文庫) 作者:高田 在子 KADOKAWA Amazon もう続きが気になってしょうがない本シリーズ。6巻で弥一郎が「高慢と偏見」のDarcyに見えてからというもの、弥一郎の登場が楽しみ…

#426 やっぱりシーズン2、ありましたね! ~「すみれ飴 居酒屋ぜんや 2-1」

『すみれ飴 居酒屋ぜんや 2-1』坂井希久子 著 居酒屋ぜんや、後半戦スタート。 すみれ飴 花暦 居酒屋ぜんや (ハルキ文庫 さ 19-13 時代小説文庫) 作者:坂井 希久子 角川春樹事務所 Amazon 閑話休題。続けて読んでいる『はなの味ごよみ (角川文庫)』にすっ…

#425 江戸版「高慢と偏見」な気分!!!~「はなの味ごよみ 6」

『はなの味ごよみ 6』高田在子 著 弥一郎!!! はなの味ごよみ 心ちぎり (角川文庫) 作者:高田 在子 KADOKAWA Amazon この頃はこの本を読む以外の楽しみはない!と断言できるほどにハマってしまった時代小説の6巻目。これが本当に本当に何度も読み返したく…

#422 ネコに癒されたくなる!!! ~「はなの味ごよみ4」

『はなの味ごよみ 4』高田在子 著 ネコと暮らしたい! はなの味ごよみ 夢見酒 (角川文庫) 作者:高田 在子 KADOKAWA Amazon 読みだしたら止まらなくなってしまったこのシリーズ。読み進めているうちにほっこり温まってくるような、心が満たされていくような感…

#420 ふろふき大根、作りました~「はなの味ごよみ3」

『はなの味ごよみ 3』高田在子著 良太、現る?? はなの味ごよみ にぎり雛 (角川文庫) 作者:高田 在子 KADOKAWA Amazon ついに来ましたね、師走。師走と言えば、力士と食べ比べをして勝ったはな、今や勝川部屋でも師匠と呼ばれている。このところ気に入って…

#418 そろそろ煮豆もいいですね~「きよのお江戸料理日記2」

『きよのお江戸日記 2』秋川滝美 著 千川のもう一人の息子登場。 きよのお江戸料理日記2 (アルファポリス文庫) 作者:秋川滝美 アルファポリス Amazon 都内、この週末は日向にいれば温かいけれど、ぐっと気温が下がって冬到来という感じだった。日曜日、つい…