Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

エッセイ

#825 芯の強さ~「選ばれる女におなりなさい」

『選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の婚活論』デヴィ夫人 自分に負けない、人に負けない。 選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の婚活論 (講談社文庫) 作者:ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ 講談社 Amazon 普段ほぼテレビを見ることがないが、出張先で…

#771 次の旅行はどこにしよう~「祖母姫、ロンドンへ行く!」

『祖母姫、ロンドンへ行く!』椹野道流 著 介護と旅行。 祖母姫、ロンドンへ行く! 作者:椹野道流 小学館 Amazon このところシリーズものの記録ばかりに偏っていたので、少し別の本についても書き残しておきたい。 旅行に関連する書籍であれば、渡航前もしく…

#644 とりあえず行くぞ!~「そうだロンドン住もう。Vol.1」

『そうだロンドン住もう。Vol.1』Pennylane 著 2006年、ロンドンに住むことにした。 そうだロンドン住もう。Vol.1 作者:Pennylane Amazon やっとAmazonギフトカードのチャージが完了。あの画面は一体なんだったんだろう?と思うほどいきなりさっくりページに…

#641 食を巡る旅 in ヨーロッパ(40年前)~「ヨーロッパ横丁たべあるき」

『ヨーロッパ横丁たべあるき』田辺聖子 著 昭和半ばに歩く、イタリア、スペイン、フランスの旅。 ヨーロッパ横丁たべあるき (文春文庫) 作者:田辺 聖子 文藝春秋 Amazon 最近知った野菜に「ラディッキオタルティーボ」というものがある。イタリアンのメイン…

#610 フランス式、境界線が私を強くする!~「なるほど、そう来る?フランス人」

『なるほど、そう来る?フランス人』香田有絵 著 フランスあるあるの謎解き。 なるほど、そう来る?フランス人: 毎日のように驚いて、あきれて、感動して得た、わたしのパラダイム転換 作者:香田 有絵 Amazon この秋、思えばあまり栗のお菓子を食べていない…

#606 イタリア通の食の裏話~「パスタぎらい」

『パスタぎらい』ヤマザキマリ 著 イタリアを中心に食のお話。 パスタぎらい (新潮新書) 作者:ヤマザキマリ 新潮社 Amazon あれこれ美味しいものが多すぎて、週末は果物三昧の幸せな時間を過ごした。今回はリンゴと柿をメインに頂いた。果物は種類により味や…

#604 憧れの読書スペース作りに必要なもの ~「小さな巣をつくるように暮らすこと」

『小さな巣をつくるように暮らすこと』岩﨑朋子 著 憧れのショップ。 小さな巣をつくるように暮らすこと 作者:岩崎 朋子 SBクリエイティブ Amazon あっという間に終了してしまった地域もあるという旅行支援。実は私も一ヶ所だけどうしても行きたくてこの機会…

#602 ワードローブを小さくしたくて、再読です~「フランス人は10着しか服を持たない」

『フランス人は10着しか服を持たない』ジェニファー・スコット 著 10着で暮らす。 フランス人は10着しか服を持たない 作者:ジェニファー・L・スコット 大和書房 Amazon 昨日の午後になりやっと解放され、ようやく夏服から冬服への完全移行が完了。季節外の…

#594 かっこいい暮しのお手本に出会ってしまいました~「自由にたのしく年を重ねる 衣食住のつくりかた」

『自由にたのしく年を重ねる 衣食住のつくりかた』石原左知子 著 すっかりメンター。 自由にたのしく年を重ねる 衣食住のつくりかた 作者:石原 左知子 SBクリエイティブ Amazon あっという間に休みも終わり、ああ9月も終わりだなあとしみじみ思う。家の中を…

#582 推しがアップしていたので読んでみた~「首のたるみが気になるの」

『首のたるみが気になるの』ノーラ・エフロン著 ラブコメ作者のエッセイ。 首のたるみが気になるの 作者:ノーラ・エフロン 集英社 Amazon 何度か書いてきたが、私の「推し」はGemma Chanというイギリスの女優さんである。 こちらはついこの間、ヴェニスでの…

#517 へいへい!にーん!~「フィンランド語は猫の言葉」

『フィンランド語は猫の言葉』稲垣美晴 著 70年代後半のヘルシンキ大学留学記。 フィンランド語は猫の言葉 (角川文庫) 作者:稲垣 美晴 KADOKAWA Amazon あっという間の出張も最終日となった。前半は夏のような陽気だったのに本日はどんより。 さて、これは…

#475 センスが光る翻訳~「続・翻訳の基本」

『続・翻訳の基本』宮脇孝雄 著 誤訳をしないためにも。 続・翻訳の基本 作者:宮脇 孝雄 研究社 Amazon 翻訳家さんのエッセイを読むのが好きだ。翻訳家は私の憧れの仕事でいつかは夢を叶えたいと思っている。が、その道はとてつもなく険しい。語学センスのあ…

#468 ヒュッゲのお供ってこんな本だと思います~「かぼちゃを塩で煮る」

『かぼちゃを塩で煮る』牧野伊三夫 著 ゆるやかに料理について語る。 かぼちゃを塩で煮る (幻冬舎文庫) 作者:牧野 伊三夫 幻冬舎 Amazon 金曜日のこと。朝からものすごく体がだるく、頭痛薬を飲んでも改善せず、食欲も減退し「ああ、ついに来たか!」と熱を…

#363 映像の中の「日常」がステキすぎてエッセイも読みたくなりました~「聡乃学習」

『聡乃学習』小林聡美 著 大好きな女優さんのエッセイ。 聡乃学習 (幻冬舎単行本) 作者:小林聡美 幻冬舎 Amazon 週末、久々に目覚ましをセットせずに過ごしてみた。というより、時間を追求しないように暮らす感じだろうか。そもそも夜更かしが苦手、早起きが…

#360 昔の旅行記を読んでみました~「よい旅を、アジア」

『よい旅を、アジア』岸本葉子 著 20世紀末のアジアの旅。 よい旅を、アジア (講談社文庫) 作者:岸本葉子 講談社 Amazon 随分昔のことで覚えている人はほぼいないに等しいと思うけれど、10年ほど前、モスバーガーに玄米フレークシェークというのがあった。夏…

#269 料理家さんの1年をのぞき見した気分になれます

『365日。』渡辺有子 著 一年365日の記録。 365日。小さなレシピと、日々のこと 作者:渡辺有子 発売日: 2015/07/10 メディア: Kindle版 Kindle Unlimitedに入会したおかげで気になっていた本書をチェック。渡辺有子さんの本は以前に一度読んだことがある…

#243 女子旅バックパッカー編

『いつも旅のなか』角田光代 著 バックパックを背負って世界各地を旅する。 いつも旅のなか (角川文庫) 作者:角田 光代 発売日: 2013/07/01 メディア: Kindle版 出勤生活が復活し長い長い在宅勤務が明けたばかりなのだけれど、先週1週間のほうが在宅勤務の時…

#210 Umamiが通用するようになるまでを垣間見ている気になります

『英国一家、日本を食べる 上』マイケル・ブース 小さな息子二人を連れての日本取材。上巻は東京、北海道、関西編。 英国一家、日本を食べる 上 (角川文庫) 作者:マイケル・ブース,寺西のぶ子 発売日: 2018/02/24 メディア: Kindle版 しばらく気になっていた…

#206 ポルトガルの食の魅力にすっかりハマってしまいました。お取り寄せまでしちゃったよ。

『ようこそポルトガル食堂へ』馬田草織 著 ポルトガルの素朴な味を紹介するエッセイ。 ようこそポルトガル食堂へ 作者:馬田草織 発売日: 2014/07/11 メディア: Kindle版 すっかりハマってしまった。今までなかなかポルトガルという国に注目する機会が無く、…

#194 自分磨きについて説得力のあるフランス式美容マインドの本

『フランス人の気持ちいい美容生活』佐藤絵子 著 南仏プロヴァンス式、ナチュラルな美容レシピ。 フランス人の気持ちいい美容生活 フランス人的生活 (祥伝社黄金文庫) 作者:佐藤絵子 発売日: 2016/07/22 メディア: Kindle版 ふと気が付くとフランスにどハマ…

#148 礼節と相手を思いやる気持ちは世界共通だと思うのですよ…

『雑貨・服 イギリス買い付け旅日記』井形慶子 著 2005年から2015年の間のイギリスでの買い付けの記録。 雑貨・服 イギリス買い付け旅日記: 英国製にこだわってStill Made in Britain (単行本) 作者:井形 慶子 発売日: 2015/09/26 メディア: 単行本(ソフト…

#031 明治時代の使える勉強法

明治の中学生(今の高校生)も勉強はしっかりと。さて、どんな秘密があったのか。 わが中学時代の勉強法 作者:寺田 寅彦 発売日: 2012/09/28 メディア: Kindle版 天気が良くなり窓を開けているが、非喫煙者の私には窓の外から入ってくるタバコの匂いがなんと…

#030 30分で読める!自我を見つめる方法

自己を肯定するために自己を否定する。 自己の肯定と否定と 作者:和辻 哲郎 発売日: 2012/10/05 メディア: Kindle版 和辻哲郎は日本の哲学者であり倫理学者。和辻も夏目漱石とのつながりのある学者である。若い頃に『風土』を読んだけれど、まだまだ理解がで…

#024 初夏、そろそろ果物の季節です

お料理すること、食べること。食材を求める旅も健在。2011年のエッセイ。 夜中にジャムを煮る (新潮文庫) 作者:洋子, 平松 発売日: 2011/11/28 メディア: 文庫 曇り空から一転して久々の晴れ間となった。昨日まではカーディガンなどを羽織っていたが、今日は…

#021 日本人の和の心、育むことを諦めてはいけないと思う

心を育み人をつくる。老舗麩屋 半兵衛麩で代々語り継がれる人の心、商いの心。 あんなぁ よおぅききや 作者:玉置 半兵衛 メディア: 単行本 両親と京都に行ったときのこと。あれは父親が糖尿病の予備軍と言われて運動を始めた頃だった。食事制限を始めたばか…

#009 ショートブレッドを食べながら読むイギリスの名門校の裏話

相も変わらずイギリスのドラマを見ながら日々を過ごしています。今やっと『Father Brown』のシーズン5を見始めたところです。 真ん中がブラウン神父です。この方、ハリーポッターで赤毛のロンのお父さん役で出ていたんだそうですよ。気が付きませんでした。…

#007「庭」について思い悩むのはどの国の園芸家も同じなんですね

言語学関係⇒東欧つながりでこの本を。 園芸家の一年 (平凡社ライブラリー) 作者:カレル チャペック 発売日: 2015/02/10 メディア: 文庫 チェコの作家、チャペック兄弟による園芸の本です。 現在いくつかの翻訳本が出ています。 園芸家12カ月 (中公文庫) 園芸…

[#001] 英国に行く前に読んでおく本 その1

緊急事態宣言が延長になるとのこと、今年のGWは家でおとなしくドラマを見たり読書をしたりして過ごしています。このところFather Brown(ブラウン神父)という1960年代を舞台としたイギリスのドラマシリーズを見ていたこともあり、なんとなくイギリスに関す…