Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

#442 今年もたくさん読みました~「はなの味ごよみ10」

『はなの味ごよみ 10』高田在子 著 シリーズ最終巻。 はなの味ごよみ 花笑み結び (角川文庫) 作者:高田 在子 KADOKAWA Amazon 去年の年末は「2021年になればコロナも落ち着いてるでしょ」くらいの気持ちでいたのに、実際こうして2021年の幕を閉じる今振り返…

#441 大掃除のキレイさを維持しなくては!~「帰りたくなる家」

『帰りたくなる家』山﨑美津江 著 キレイな家を保ちたい。 帰りたくなる家ー家の整理は心の整理 作者:山﨑 美津江 婦人之友社 Amazon 本格的に年末だというのに、大掃除が全く終わらない。そもそもまだ断捨離しているっていうこと自体が遅すぎる!なわけで、…

#440 とりあえず断捨離から~「今日は心のおそうじ日和」

『今日は心のおそうじ日和 1,2』成田名璃子 著 小説家先生のおうちでの家政婦。 今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私 (メディアワークス文庫) 作者:成田 名璃子 KADOKAWA Amazon 人より一足早く休みに突入するので早いうちから大掃…

#439 せんべいが具に?~「東京近江寮食堂 3」

『東京近江寮食堂 青森編』 渡辺淳子 著 今度は青森料理! 東京近江寮食堂 青森編~明日は晴れ~ (光文社文庫) 作者:渡辺 淳子 光文社 Amazon 続けて読んでいた作品に続編が出ていたことを知った。 滋賀出身の主婦が突然姿を消した料理人の夫を探しに東京へ…

#438 お酒が江戸へ届くまでが大変すぎるのです~「下り酒一番 1」

『下り酒1番 1』千野隆司 著 武蔵屋で手代として働く卯吉の活躍。 大店の暖簾 下り酒一番 (講談社文庫) 作者:千野 隆司 講談社 Amazon さて、一足先に今日より年末休暇に入った。年休消化といいつつも、本当は一日も早くお休みとって大掃除をしなくては!と…

#437 ファッション考~「それでもやっぱり、ほしいもの」

『それでもやっぱり、ほしいもの』主婦と生活社 大人のおしゃれ。 それでもやっぱり、ほしいもの (ナチュリラ別冊) 主婦と生活社 Amazon コロナ禍により生活ががらっと変わってしまった頃は「1年くらいで落ち着くだろう」と安易に考えていた。それがもう2年…

#436 ぐるぐる鰻~「隠密 味見方同心 1」

『隠密 味見方同心 1』風野真知雄 著 新しい役職、味見方とは? 隠密 味見方同心(一) くじらの姿焼き騒動 (講談社文庫) 作者:風野真知雄 講談社 Amazon 平成の感覚が抜けなくてまだ23日は休みのような気になってしまう。昭和の日のように平成の日にしてお…

#435 野菜の加工に瓶づめ!~「谷中びんづめカフェ竹善 1」

『谷中びんづめカフェ竹善 1』竹岡葉月 著 谷中にすむイギリス人のつくる瓶詰料理。 谷中びんづめカフェ竹善 猫とジャムとあなたの話 (集英社オレンジ文庫) 作者:竹岡 葉月 集英社 Amazon タイトルに惹かれて購入。瓶詰と言われて最初に頭に浮かぶのはジャ…

#434 冬に食べたいお料理がいっぱい~「à table SHIMA vol.1 冬号」

『à table SHIMA vol.1 冬号』別冊エッセ 志麻さんの冬のお料理 à table SHIMA vol.1 冬号 (別冊エッセ) 作者:タサン志麻 扶桑社 Amazon もうすぐクリスマス。今年もどこにも行けず、年末年始はひっそり自宅で過ごす予定。この間いろいろなセールの折に大量…

#433 池之端が舞台の時代小説!~「上野池之端 鱗や繁盛記」

『上野池之端 鱗や繁盛記』西條奈加 著 鱗やの歴史。 上野池之端 鱗や繁盛記 (新潮文庫) 作者:奈加, 西條 新潮社 Amazon 西條奈加さんの小説といえば、昨年の直木賞をきっかけに書店でもよく見かけるようになった気がする。私はこの小説が出会いのきっかけだ…

#432 こんな「酒場」なら常連になってみたい ~「とっても不幸な幸運」

『とっても不幸な幸運』畠中恵 著 「酒場」と謎の缶。 とっても不幸な幸運 〈新装版〉 (双葉文庫) 作者:畠中恵 双葉社 Amazon ここに来て、ファンを自称していた自分が恥ずかしくなるのだが、著者の畠中恵さんは「はたけなか めぐみ」さんと読むことを知った…

#431 武家言葉に武家の暮らし~「はなの味ごよみ9」

『はなの味ごよみ 9』高田在子 著 はな、武家修行。 はなの味ごよみ 蛍の約束 (角川文庫) 作者:高田 在子 KADOKAWA Amazon さて、あともう少しで最新刊が出る本書。なんと次でお話が終わるというのに9巻目は全く顛末を予測できない流れとなっている。 弥一…

#430 料理上手になるための第一歩は下ごしらえ~ 「はじめが肝心 有元葉子のごしらえ」」

『下ごしらえ』有元葉子 著 食材の下準備で味は決まる。 はじめが肝心 有元葉子の「下ごしらえ」 作者:有元 葉子 文化出版局 Amazon こちらもBlack Fridayの時、ショッピング熱にほだされて購入した一冊。もともと有元さんの書籍を集めたいとは思っているの…

#429 三姉妹の好みと腕が光る! ~「三人屋」

『三人屋』原田ひ香 著 三姉妹の料理。 三人屋 (実業之日本社文庫) 作者:原田 ひ香 実業之日本社 Amazon いまずっと読み続けている時代小説、長くその雰囲気に浸っていたい思いが強すぎて、手持ちの最後の一巻を読む前にこちらを読むことにした。たしかこれ…

#428 味噌味けんちん汁への第一歩となるのでしょうか~「はなの味ごよみ 8」

『はなの味ごよみ 8』高田在子 著 良太、一歩リードか。 はなの味ごよみ 涙の雪見汁 (角川文庫) 作者:高田 在子 KADOKAWA Amazon この頃、電車の広告にこれが出てくる。久原と言えば、茅乃舎さん。心がどうも時代小説にとらわれすぎていて、この広告をみても…

#427 武士の恋がせつない件 ~「はなの味ごよみ 7」

『はなの味ごよみ 7』高田在子 著 良太、思い切る。 はなの味ごよみ 勇気ひとつ (角川文庫) 作者:高田 在子 KADOKAWA Amazon もう続きが気になってしょうがない本シリーズ。6巻で弥一郎が「高慢と偏見」のDarcyに見えてからというもの、弥一郎の登場が楽しみ…

#426 やっぱりシーズン2、ありましたね! ~「すみれ飴 居酒屋ぜんや 2-1」

『すみれ飴 居酒屋ぜんや 2-1』坂井希久子 著 居酒屋ぜんや、後半戦スタート。 すみれ飴 花暦 居酒屋ぜんや (ハルキ文庫 さ 19-13 時代小説文庫) 作者:坂井 希久子 角川春樹事務所 Amazon 閑話休題。続けて読んでいる『はなの味ごよみ (角川文庫)』にすっ…

#425 江戸版「高慢と偏見」な気分!!!~「はなの味ごよみ 6」

『はなの味ごよみ 6』高田在子 著 弥一郎!!! はなの味ごよみ 心ちぎり (角川文庫) 作者:高田 在子 KADOKAWA Amazon この頃はこの本を読む以外の楽しみはない!と断言できるほどにハマってしまった時代小説の6巻目。これが本当に本当に何度も読み返したく…

#424 おせち作る予定ならこの「付録」は絶対見るべき!~「天然生活2022年1月号」

『天然生活 2022年1月号』扶桑社 おせちレシピが豊富。 天然生活 2022 年 01月号 [雑誌] (デジタル雑誌) 扶桑社 Amazon 特別な理由がない限り雑誌類は買わないようにしている。特に紙のものは年に数冊買うか買わないかで、料理かインテリアか海外のお気に入…

#423 そうそう、家族ですよね ~「はなの味ごよみ5」

『はなの味ごよみ 5』高田在子 著 はなにとって家族とは。 はなの味ごよみ 七夕そうめん (角川文庫) 作者:高田 在子 KADOKAWA Amazon 読みだしたら夢中になってしまって、降りる駅まであっという間と思えるほどに没頭してしまった。 喜楽屋はもともと女将お…

#422 ネコに癒されたくなる!!! ~「はなの味ごよみ4」

『はなの味ごよみ 4』高田在子 著 ネコと暮らしたい! はなの味ごよみ 夢見酒 (角川文庫) 作者:高田 在子 KADOKAWA Amazon 読みだしたら止まらなくなってしまったこのシリーズ。読み進めているうちにほっこり温まってくるような、心が満たされていくような感…

#421 菜食主義のお弁当~「食堂いちじくの精進弁当」

『食堂いちじくの精進弁当』尾崎史江著 岐阜のお寺のお料理。 食堂いちじくの精進弁当 (立東舎 料理の本棚) 作者:尾崎 史江 立東舎 Amazon Black Fridayの時に購入した1冊で、この本だけは完全にジャケ買いだったことを告白します。そもそもタイトルにキーワ…

#420 ふろふき大根、作りました~「はなの味ごよみ3」

『はなの味ごよみ 3』高田在子著 良太、現る?? はなの味ごよみ にぎり雛 (角川文庫) 作者:高田 在子 KADOKAWA Amazon ついに来ましたね、師走。師走と言えば、力士と食べ比べをして勝ったはな、今や勝川部屋でも師匠と呼ばれている。このところ気に入って…