『そうだロンドン住もう。Vol.1』Pennylane 著
2006年、ロンドンに住むことにした。
やっとAmazonギフトカードのチャージが完了。あの画面は一体なんだったんだろう?と思うほどいきなりさっくりページに進めて謎が残る。
50%還元となると半額で購入できるに等しいので、ギフトカードはまとまった額をチャージし、シリーズものを大人買い。数十冊に及び大作など、お正月休みにガツガツ読みたいと思っている。
さっそくショッピングを始めたのだが、1巻目をKindle Unlimitedで提供しているものがあり、慌てて10冊のダウンロード作品を整理した。本書はそのうちの一冊だ。
著者は友人と共に2006年にロンドンへ留学した。その時の経験をブログではなく、自費出版の形でまとめたものが本書である。そもそもロンドンを選んだ理由が、好きなアーティストのライブに行くことだったらしい。2006年に人気だったイギリスのバンドって誰だろう?な妄想ばかりしつつ読み始める。
シリーズになっており、1巻目はイギリスに留学しようとした理由、留学してからの初期的な準備、学校やライブ巡りについて、そして最後に今はご主人となった方(フランス人)との出会いの場面までが収められている。
読んでいて感じるのは若さというパワーとエネルギーの「よし、やっちゃえ!」な勢いのすごさだ。海外で暮らすと小さな事件がものすごく堪えることがある。日本で起きたならばそれほど大事にはならないのに、海外だとものすごく凹む。きっと今だから笑って話せるのかもしれないけど、回復力の速さが物語をまるでBrit PopをBGMにしているかのように軽快に進んで行く。
2巻目もKindle Unlimitedで読めるようなので続きがものすごく気になるところ。ああ、それにしても読みたい本が多すぎる!