『365日。』渡辺有子 著
一年365日の記録。
Kindle Unlimitedに入会したおかげで気になっていた本書をチェック。渡辺有子さんの本は以前に一度読んだことがある。
この本に出ていた調理道具を一つ購入した。丸の内のKitteビルの中に『GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA] 』というショップがある。そこに「ののじ」の商品がいくつか有り、「そういえば渡辺さんの本にあったぞ」と使い勝手なんかを考えてみた。
この商品、(小)なんて言っているけれどかなり大きい。無印のシリコーン調理スプーンよりかなりデカい。これで(小)なんだから(大)はどうなってしまうのだろうか。ただ、渡辺さんがおっしゃっているように一度使いだしたら便利さに病みつきになってしまった。
オクラが好きすぎてこの頃ほぼ毎日のように食べている。最近は高知県産を選んで買っているのだが、しっかりした歯ごたえや味が堪らない。オクラを調理する時はさっと下茹でする必要があるのだが、オタモがやってきてからざるを使うこともなく、余裕で5~6本のオクラをすくいあげている。使いやすさに気を良くして、今は普通のお玉も買ってみようかと思っているくらいだ。
このオタモのおかげで渡辺さんの調理道具やおススメする食材などを知りたいと思うようになった。Kindle Unlimitedには数冊の渡辺さんの作品がある。一つずつ読んでいくことにした。まずは本書から。
この本は1年の365日の一日一日に写真とエッセイを付けたものだ。例えば今日を見てみよう。
たまたまこの見開きの日はお料理に関係する話が出ているけれど、空の写真や木々の写真にリラックスな日々をつづった日もある。渡辺さんのお気に入りをざっと見渡すことのできる一冊ではないかと思う。
前回読んだ本に比べて、本書の方が一般的な「お気に入り」が多く、おうち使いのシャンプーや服や化粧品など若干ステマ的においを感じてしまったのだけれど、純粋に本当にお好きなのかもしれないという感も強くある。(なぜならそこそこお値段のするものが多いから。)
本書ではメモしたり、買い物リストに追加するような商品はなかったけれど、美しい写真に「やはり料理は美だ」と言う思いを強くするに至った。他の作品も早速読んでいくことにする。