Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#441 大掃除のキレイさを維持しなくては!~「帰りたくなる家」

『帰りたくなる家』山﨑美津江 著

キレイな家を保ちたい。

 

本格的に年末だというのに、大掃除が全く終わらない。そもそもまだ断捨離しているっていうこと自体が遅すぎる!なわけで、それでも私の住んでいる地域は今日が最後の可燃ごみの回収日だったことから、今朝最後のゴミ出し完了。ようやく少し片付いた感が出始めた。

 

今年は少し早めの仕事納めとなったので時間の余裕があった。休みに入る前はやる気に満ち溢れていたはずなのに、いざ休みに入ると「まず、休め」と体が休憩モードに突入。見たかった映画やドラマを見て数日が過ぎてしまった。いかん!そこでモチベを上げるために本書を取り出し喝を入れる。

 

少し前に購入してあったこの本。気持ち的に「主婦とはこうあるべき」という模範生を見せつけられる気分になるのでちょっとハードルが高かったりもした。仕事をしている身では、平日に家の中のことに気を配る余裕がない。これで子供がいるお宅ならもっともっともっともっと時間がないはず。気持ち的にも、時間的にも、経済的にも余裕がない。でも、逆に言えば家のことのプロの指摘は効率的なことが多く、むしろ時短につながることがわかった。

 

まず、キーワードは「平ら」。これがなかなか難しい。平面を作ることを意識することでまずは整い始めるというのはものすごく実感するところがある。

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我が家の場合、テーブルの上に常にモノがある。本やリモコン、そのたもろもろ。たまに心を入れ替えて何もない状態を作ると、ものすごくものすごく気分が良い。床に物を置かないようにしてはいるが、その他「平面」の上にあれこれ物が散らばっている。

 

テーブルだけではなく、キッチンや冷蔵庫の上、棚の上、そもそも物が多いのだ。ミニマリストの方々は一体どうやって「好きな物」とスペースの折り合いをつけているのかな。広々としたシステムキッチンならば鍋やフライパンがいくつあっても収納できる。今住んでいる賃貸のキッチンでどうやって「平ら」を実現するかが大きな山場かも。

 

ところで、掃除自体は嫌いではない。めんどくさいと思うこともあるけど、一度始めたらすんなり作業は進む。エンジンさえかかれば…。もしこれが効率良くサッとすむことがわかっているならば、もっと楽に掃除ができるような気がする。そのためのタイムテーブルがこちら。

 

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平日、どのくらいなら掃除に時間を費やせるか。1時間は無理。じゃあ30分は?それもちょっとどうだろう。20分なら?15分なら?10分なら?まずはそこから考えて、私も毎日の掃除スケジュールを考えてみようと思った。

 

後半に洗剤の項目があった。クエン酸やセスキを使うことは今ではいろいろなところで取り上げられているので初めて見る内容ではないし、自宅に常備してはいる。でも使いこなせてないのが問題で、即効性を求めて市販の洗剤に飛びついてしまう。重曹をはじめ、ナチュラルクリーニングの洗剤は市販の強い洗剤よりは色んな意味で優しいけれど、優しさ余って時間がかかる。さっと一吹き、あっという間にキレイぴかぴかにはならないのがナチュラルクリーニング。上のスケジュール表のように毎日積み上げなくてはぴかぴかは訪れない。

 

ひとまず断捨離は終わったので、後は磨きをかける作業。年末までに水場、がんばる。