Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#872 献立を考える時一番嬉しい単語、それは『時短』~「もっと簡単&ぐっと時短 1か月献立カレンダー」

『もっと簡単&ぐっと時短 1か月献立カレンダー』松田里英著

時短メニュー。

 

週末になり寒さが少し和らいだ。先週から海外からのお客様集団が押し寄せて来ており、週の真ん中あたりからの寒さは彼らにもこたえたようだ。週末は楽しく観光を続けた。みなさん行きたがる所は同じで、食については築地での興奮っぷりは相変わらず。あと富士山が見えるエリアへ行く方も多い。ひとまず2チームは無事に帰国されたので残すところは2月の6チームだ。

 

書店に行きたがる人も多く日本語を読むことはできないが、雑誌など写真のキレイなものを購入し、次の旅行に参考にするのだそうだ。書店の散策は大歓迎!一緒に回っている時に本書を発見。この頃献立作りについて学んでいるので早速購入した。

 

学校給食の献立などは、一か月分が一覧となっている。ただレシピ名が書かれているだけなので、実際に料理が出てくるまでは内容がわからない。

 

本書は一週間に一度のショッピングで献立を作ることができるように配分されており、写真があることからその量もわかりやすい。

 

 

朝のメニューは4種類が紹介されており、それを繰り返す。恐らく準備だけでも30分あればできると思われるものが多く、調理器具もそれほど必要とはしない。

 

ところで、毎回量を作りすぎるせいでたくさん食べすぎてしまう。少な目にと思いつつもどんどんと量が増える理由は、鍋の大きさに準じてあれこれ入れてしまうからに違いない。使い勝手の良さに日頃ビタクラフトの鍋を愛用しているが、一人分のお味噌汁を作りにも1リットルくらい作ってしまい何食分もの量になる。

 

そこで、去年のふるさと納税の際、ストウブココットの14センチと16センチを購入した。14センチで0.8リットル、16センチ1.2リットルと少量ではあるが、やはりストウブの鍋は結構重い。でもそのまま食卓に出してもそれなりに見栄えするのでこれから多用しよう。

 

健康に良いからとそればかりを大量に摂取することは決して健康を補填するものではない。何よりも適量が大切で、鍋に合わせて食べる量を決めているようではむしろ害を為すかもしれない。そこで本書である。この本にはカロリー、糖質、タンパク質の量が掲載されているだけではなく、すべてのメニューが一人分なのがわかりやすい。2人分や3人分のレシピが多い中、計算しなくて良いだけでなく、写真があることから一瞬にして食べるべき量が見える化されている。

 

本書はダイエットのための献立表で、3食しっかり食べることを教えている。誰でも簡単に調理ができる様に手順の多いレシピは何一つない。せいぜい焼くくらいで、火加減さえ注意すれば問題なく作れる。加熱はレンチンするように指示が出ており、カット野菜を使えば包丁すらいらないだろう。

 

ダイエットできればかなり嬉しいが、それよりも時短メニューの多さがかなり使える。個人的にはあまりレンジを使いたくない派なのでその分時間が掛かるかもしれないが、それでも20分あれば食卓に出せるはず。1週間のショッピングリストもグラム単位で記載されており一切考えたくない派の方には便利なはずだ。会社勤めだとランチをコントロールしなくてはならないので、私はいくつか気になったものを組み合わせて作ってみる予定。お弁当に使えそうなレシピもあり気に入った。

 

簡単で美味しそうなものがあったことから、著者のその他の書籍をチェックしてみたところ、本書が一番新しいものらしい。他の献立本も読んでみたい。