Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#860 新たな読書の世界:Kindle Unlimitedで見つかる料理レシピ~「糖尿病の人の簡単作りおきレシピ」

『糖尿病の人の簡単作りおきレシピ』牛尾理恵 著

健康のために。

 

Kindle Unlimitedを契約している。月980円の費用が掛かるが、今は書籍も値上がりしているので雑誌1冊でも元が取れるような気がしている。今はとにかく新しい本は買わず、手元にあるものを読むようにしているのだがKindle Unlimitedだけは例外として読みたいものをダウンロードしている。

 

さて、この頃気が付いたことなのだがKindle Unlimitedにも料理レシピが充実してきた。基本的にレシピ本は紙のものを購入しているのだが、これがどんどん増え続けて置き場所が無くなりつつある。1つでも気に入ったレシピがあれば手元に置きたくなり購入してしていたが、今後はまずオンライン版に目を通して、どうしても欲しい!と思うまで紙の本はおあずけ。

 

さて、なぜ急に糖尿病の本かというと、年末に何かのニュースを読んでいたら「毎日の献立を考えるのが面倒になりおばあちゃんの通う老人ホームの食事メニューと同じものを作る様にしていたらいつの間にか健康になった。」のような記事を読み、なんとよいアイデア!と思ったからだ。

 

献立は別に学校でも、会社でも、病院でも、栄養士が監修しているものを参考にすればバランスが取れたメニューになるはずだ。次に自分が食べたいと思えるもの、例えば老人ホームと幼稚園では摂取できる栄養は類似してもメニューは全く異なるだろう。そして次に重要なのが再現できるか、即ち自分で作れるかという大きな山がある。

 

試しにネットで検索できる老人ホームのメニューを見てみた。そうか、私はあまり煮物が好きではないことに気が付いた。しかし調味料に糖分や塩分を多めに加えなければかなりヘルシーだし作るのにも時間がかからない。そこで、調味料控えめレシピはないかしら?と検索しているなかで糖尿病のレシピが出て来た。これはまとめて書籍で読みたいとKindle Unlimitedの中で見つけたのが本書である。

 

本書は基本的な糖尿病の知識を説明し、食事で可能な限り健康体へと近づけようとするものだ。作り置きできるものを提案することで日々の食卓でも取り入れやすい形となっている。

こういった基礎的な「健康」の目安が挙げられた上で、一人分のカロリー、糖質、食物繊維量を表記。レシピも非常に簡単なものが多い。

 

最近は冷食の発展が目覚ましく、本書でも冷凍野菜を使ったレシピを掲載するなどより一層の時短が叶う。

 

ところで、私はこの本を読んでいて猛烈にこんにゃくが食べたくなった。

この2レシピの写真が原因である。あの炒める時のジュッという音が好きなこと、そしてこんにゃくにしか醸しえないあの独特の弾力が好きでたまに恋しくなる。煮物より断然炒めこんにゃく派だ。

 

左のメニューはこんにゃくがメイン食材であとはほぼ調味料。だからカロリーも低い上にお財布にも優しい。味もシンプルで好みの調整がしやすいはずだ。クリスマス以降の暴食のせいか、今は手軽で胃に優しいものが食べたいのかもしれないが、これは体がそういうものを欲しているということだろう。こういうところに自分が日本人であることをひしひしと感じる。

そして、これ。実は玉ねぎ、煮込んだものは好きだが軽く焼いたり生だったりはあまり好きではない。でもこの左上の厚揚げのレシピを見ていたらちょっと食べたくなってきた。このレシピのように写真の上に「Arrange」と書かれているものは左の食材を利用してのプラスαなレシピで、しかも作る行程も2つくらいと非常に簡単だ。

思えば家族に糖尿病の予備軍と診断された者がいるので食事には気を付けなくてはならないのだが、健康診断にも行っていない始末。そろそろ自分の健康を大切に、食生活も管理しなくてはと力いっぱい反省中。

 

この本、紙で持っててもいいかも!と思うところだが、もう少し関連書籍を探したい。