『THE FRENCH STYLE BOOK』福田麻琴 著
フレンチスタイルを取り入れる。
勤労感謝の日でございます。日々家で会社で活躍する皆様、お疲れ様でございます。
週の真ん中にお休みがあるのは精神衛生上ものすごく良い気がする。いつもの時間に起き、ちょっと濃い目のミルクティーを作り、悠々と時間を過ごしているところ。今日の東京は夜中からの雨のせいかしんと静かな朝だった。雨の日は読書が進むので今日も一日何を読むか楽しみだ。
さて、この頃ガラクタ捨てに努めており、私史上、最も手持ちの服を処分する秋だった。ぎゅうぎゅうだったワードローブが楽に出し入れできる量までダウンサイズできたわけだが、ワードローブ以外のところにあるものは冬ものを出したせいでぱんぱんだ。一度捨てるモードに入ると「いる/いらない」の判断が瞬時にできるようになった。今後袖を通す予定の有無がすぐに想像がつくようになり、この頃はインナーを少し処分した。
で、困ったのはその後だ。本当に結構な数を捨てたので、スッキリ感には満足している。目指すはフレンチマダムのシンプルスタイルなのだが、自他ともに認める平たい顔と長めの胴が自慢のだるま体形である私の場合、鏡に映る姿は全くもってフレンチではない。完全に町内会のイベントで朝の公園で太極拳している人風である。
この冬は家にこもってないで積極的におしゃれエリアにお出かけしてヒューマンウォッチングをしてみようと考えているのだが、仕事の時だけでもやぼったさから抜け出したいのでスーツとワンピースを一揃え購入しようかと考えているところだ。とにかく目指すはフレンチマダムなので新しい服を買うにもちゃんと似合うものを買っておきたい。ということで、おしゃれ本を探してみた。
本書はスタイリストさんがパリで見たステキなスタイルスナップをまとめたものだ。3か月ほどパリに滞在されたそうで、それがスタイリストとしてのお仕事にも影響を与えたようだ。3か月パリかー!憧れる。
まずはこのようにスナップから始まり、「これを日本風に整えるとこうなる」なページへと続く。この黒スキニーというスタイルはここ10年ちかく世の定番になっているが、私にとってはこれほど難易度の高いスタイルは無く、この上の写真のように足が長く細くスタイルそのものが美しい方にはもってこいのアイテム。本当に羨ましいの一言に尽きる!
上が和テイストによるスタイル。右のように人が身に着けていない見せ方だと「これなら私もいける!」と強く強く思わせてくれるのだが、実際に着てみると驚くほどにイメージと異なるから要注意だ。着丈などもはっきりわからないので意外と短かったことが割とある。それにしても日本でもモデルさんや素敵マダムたちはしっかりと着こなしておられるわけだから、私も探せば着られる服があるかもしれない。そして何よりこれらが似合う体形に体を寄せていかねば。まずはそこからだな。
今日のお休み、ストレッチなどやってみます。