『フランス人のオシャレサンプル 2020』クウネル
パリのファッション。
毎年このシリーズを購入するようにしている。今年の号が出ていることを知り、そういえば去年買ってないぞ!と2冊一緒に購入。こちらは2020年版で188のスタイルが掲載されている。
ファーストファッションのおかげでずいぶん安価にファッションを楽しめるようになった。けれど、物を大切にしない習慣につながっているような気がして、感だけの衝動買いは止めて本当に好きなものだけを買って、大切にしたいと思うようになった。
ファッションはやはりフランスが世界をリードしているし、なによりもステキ!と思えるものが多い。長く着られる素材や形を学びたくてマダム世代の本を参考にするようになった。気合わせや色も髪型もメイクも、フランス女性のスタイルには学ぶべきことが多くて見ているだけで「こうなりたい」「こうしたい」というアイデアが浮かんでくる。
さて今回注目して見ていたのはヘアスタイルと眼鏡。やっぱり私たち平らな顔族はどうも眼鏡を格好良く取り入れきれていない。確かに色も形も違うのに誰がかけても似たような雰囲気になるのはなぜだろう。ヘアカラーが明るいからだろうか。髪型のせい?と、顔の構造ではないと思い込みたかったけれど、眼鏡の影が顔にかかっている写真を見て、やっぱり鼻や目やおでこの高さが違うからかと悲しくなる。平たい顔族、完敗である。
今回の表紙は残念ながら惹かれるスタイルではなかったのでちょっと心配だったのだが、やはり188もの写真があると「おお!これは!」と思うものがいくつも出て来た。さて、2021年版を読むとするか。