Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#497 心を整えるためにキッチンをきれいにしよう~「別冊天然生活 暮らしを育てる台所」

『別冊天然生活 暮らしを育てる台所』

心落ち着くキッチン作り。

 

昨日までの春のような温かさから一転した雨の東京。なんとなくアンニュイな気分になるがこのお休みで体調を整え、少し元気を養わなくてはならない。そして部屋も整えたい。空間を整えることで確実に気持ちが変わるので、この連休を利用し鋭気を養うつもりだ。

 

暮らしを整えることを考える時、まずは食べることをどうにかしなくては、と考える。そしてキッチンをどうにかしたいと考える。断捨離しようとあれこれやってはいるが、やはりここはキッチンを片付けることに主軸を置くべきかもしれない。そこで本書を読んでみた。

 

この間の地震でキッチンでの吊るすタイプの収納をどうするべきか改めて考えようと思っている。しっかりと固定してあるならばそう心配はしないが、計量カップ、計量スプーン、たわしなどの軽いものから、ミルクパンなど小さめの鍋を無印良品のマグネットで吊るしている。先日の地震ではそれほど揺れることはなかったが、今後のことを考えると落下する可能性があるものは可能な限り片付けるべきだと思うに至った。

 

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こちらはモデル香菜子さんのご自宅のキッチン。左上の写真のようにしっかりバーを固定した所に吊るすのなら問題はないのだが、我が家は左下の写真にあるペーパーホルダーのようにマグネットをつかってシンク前に吊るしている。そしてこのガス換気扇の上のスペースにも乾物なんかを置いているので片付けなくては。

 

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こちらはおなじみ志麻さんのキッチン。志麻さんのお宅のように本来ならばシンク下にしっかり収納したい。志麻さんのお宅、無駄がないなあと毎度写真を拝見する度に憧れる。片付けたい気持ちがムクムクと湧き、布巾の煮沸消毒したり、壁を拭いたりしているのだがなかなか料理の腕までは上がらない。

 

志麻さんのキッチンを見て思うことは、家族5人でこのくらいの物の量ならば、私の場合半分以下に減らすことができるわけで、やっぱり物が多すぎるのか!と大いに反省すべきことに気が付く。レストランで身に付いた衛生観念がご自宅でも当たり前の「毎日すること」として習慣付いておられることと、広いから良いというわけではないことにも気付かされる。『水分があると雑菌が増えて汚れにつながるので、寝る前もチェックするようにしています』とあった。普段から清潔を維持する努力を何気なく実施しておられるのか。やはり志麻さんはすごい。

 

志麻さんのところは小さなお子さんがいるからか、ナイフ類も目立つところに置かれていない。マグネットで取り付けるタイプのものがあるが、これが欲しいと長い間思っていた。でも我が家のメインは3本なので必要ないかなと考え直す。

 

本書にはほかにも数人の著名人のご自宅キッチンが登場するが、古民家のようにオリジナリティーがあったり特徴的なキッチンを賃貸の一般家庭で再現するには無理がある。私が目指すはドイツのキッチンで、まるでモデルハウスのように生活感とは無縁、清潔が引き立つ空間だ。とにかく見えるところに物を置かないことを目指し、徐々に快適なキッチンを実現したい。

 

やはりよそのお宅のキッチンというのは興味深い。なかなか拝見できないところでもあるので、非常に勉強になる。よし、これから掃除始めるぞ。