Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#450 セルフ冷食作りにハマりそうです~「冷凍お届けごはん」

『冷凍お届けごはん』上田淳子 著

目からうろこ。

 

著者の作品を続けていくつか読み、すっかりファンになってしまった。おすすめはこちら。

 


料理のレシピ本を購入するようになり、自分の好みのレシピや好きな料理家さんのレシピがわかるようになってきた気がする。上田さんのレシピ本はまずどれも写真が美しくて、「これ作ってみたい!」という気持ちが止まらなくなる。私の持っている本はすべてフレンチのものだけど日本の食材でも作ることができるものばかり。しかも本当にシンプルレシピなのにしっかりおいしい。

 

ということで、今回はフレンチではなくセルフ冷食の本を買ってみた。私が離れている家族にご飯をお届けするようなことはほぼ皆無で、いつも実家から支援物資が送られてくる側ではあるが、「冷凍」というキーワードに飛びついた。

 

お料理の分量ってどうしても多くなってしまうことが多い。材料を余すことなく使い切ろうと思うからかもしれないけど、大抵の場合は一度に食べきれずに残してしまう。ちょっと前まで無理に食べていたけど、そのせいでダイエットが欠かせないことになってしまったので、これからはセルフ冷食の時代なのです。

 

そもそも、冷凍OKなお料理を見極めなくてはならない。冷凍すると途端に味が落ちるものがいくつかある。一度冷凍してから創作料理にリメイクする目的があるなら別だけれど、加熱して味付けしてしまったもの全てが冷凍に向いているとは限らない。そして例えば何等かの予定があって、事前に料理を準備しておく必要になった時、冷凍できればちょっと楽。お弁当にしてもいいし。

 

ラッキーなことに年末の冷蔵庫掃除のおかげで冷凍室にもゆとりがある。冷食、作ろうではないですか。まず、びっくりしたのはこれ ↓↓↓

 

離れている家族に 冷凍お届けごはん』(上田淳子著) |株式会社講談社のプレスリリース

 

上田式セルフ冷食の場合、お料理を包むのはラップやジップロックではありません!上のようにオーブンシートを使います。というのは、食べる時はレンチンするか蒸し焼きするから。確かにオーブンシートなら食材がくっついて取れないこともないだろうし、捨てる時もエコ。右側の写真のようにきれいに形作って冷凍すれば加熱するときも楽というもの。

 

そうか。オーブンシートなんて考えたこともなかったから、読み始めすぐにかなりの衝撃だった。なるほどな。やっぱり上田さんのレシピ本はすごい。

 

レシピもやはり再加熱することを考えているので工夫が多い。こちらの生姜焼は焼く前の下味の段階で冷凍する。片栗粉で味が飛ばないようにするなどの工夫あり。

 

 

調べてみると動画があった。

 



冷凍から調理まで、動画がいくつかに分かれているのでこちらのほうがわかりやすいかも。

 


レシピはまず材料と作り方の説明があり、簡単な食べ方の説明がある。加熱の方法についての説明がメインでちょっとしたプラスαの説明などは読み逃さないようにしたい。

 

それにしてもオーブンシートとは確かにこれは革命かも。年始から幸先がよいレシピ本。買って良かった!