Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#657 レンジさえあれば良いのなら~「もうがんばれない日のための限界ごはん」

『もうがんばれない日のための限界ごはん』杏耶 著

レンジでお料理

 

料理本を読もうと検索していたら出てきた一冊。そういえばこの頃お料理マンガ読んでないなーとダウンロードしてみた。表紙のイラストにある様に、電子レンジで簡単にできる体にも優しいお料理とのことだ。

 

私は普段あまり電子レンジを使用しない。オーブンとして使うことがほとんどで、たまに使うとしても冷凍しておいたごはんを解凍する時くらいだ。(でもそれもめったにない。)電子レンジを使うと食材の味が落ちる、なんていう話もあるがその真偽の程は私にはわからない。私が電子レンジを使わない理由は単に面倒だからだ。解凍が必要なものは前もって準備する場合が多いし、ガスで加熱したほうが早い場合も多い。保存容器に入れて、レンジの蓋を開けて、設定して、っていう作業よりも鍋出して加熱するほうが楽に思えるのだが、どうだろう。

 

とは言え、鍋を持つ気力もないほどに弱り切っている時、滋養のある食事を取るにはどうするべきか。そんな時こそ電子レンジを使って楽に調理をしてみたいものだ。

 

著者は体調を崩して以来、レンジを使って体に優しいものを取るようにしているそうだ。またレシピには栄養士さんの監修もあるので健康的なレシピと言えるだろう。

 

 

まず最初に出てくるのがこのレシピ。簡単な卵スープで、レンジすら使っていない。必要なのは熱湯で、もしかするとここでレンジを使っているかもしれないが、恐らくレンジより普通にお湯わかした方が早いはず。このレンジを使わない系のレシピは本当に完全に弱っている時は効果的かも。

 

レンジレシピの中ではこれはちょっとやってみたいかな、と思った。玉ねぎって加熱している間も室内にニオイが残るのでちょっぴり厄介。

 

ところで、確かに弱っている時にも良いのだが、これ海外でも使えますよね。海外ではレンジがある宿泊施設も多いので、調味料だけ持って行き、その他を現地調達すれば暴食と暴食と暴食の合間の体を労わるメニューとなるだろう。

 

ということで、個人的には体のためというよりは、海外でのサバイバルメニューとしていけるのでは?な感想が強く残ることに。そうか。今度からこの手で行こう!