今年もおいしいお弁当。
仕事始め。ついに2022年がスタートだ。今年も暮らしを、料理を楽しみたい。仕事始めはやっぱり手作りのお弁当から。世の中便利になったのでお弁当も買えば済む。一人暮らしだと材料を使い切れない問題があるので、むしろ購入したほうがお財布に優しい場合もあるだろう。
とはいえ、毎日ごはんは食べる。家でも食べる。どうせなら好きなものを食べたいし、健康にも気を使いたい。ダイエットだって続行中だし、新しい鍋も届いた。あ、バーミキュラをついに購入したのです、クリスマスの自分へのご褒美に。
さらにはビタクラフトの福袋も買ったのです。
このスーパー鉄フライパン20cmがステキすぎて、大き目のフライパンとウォックパンも欲しくなった。いや、きっと買ってしまいそう。いや、買うなこれ。買うわ。
素晴らしいお道具を持っているのだから、お料理ももっともっと楽しみたい。それにはお弁当が最適なのではないだろうか。朝はあんまり食欲もないし、さらっと食べるだけで十分。今は手作りグラノーラを食べているので準備の必要がほとんどない。一方夜もそんなにボリューミーなものは食べないようにしているので、健康(というかダイエット)優先で1品作る程度。となると、やっぱりお弁当で楽しむのが一番だ。
お弁当の中でも上手に入れたいのが野菜料理で、ずっとずっとこの本が欲しかった。年末にやっと購入して早速試しにいくつか作っている。
この本の素晴らしいところは冒頭にある「美味しいお弁当のための7か条」にある。
- 味、食感、調理法が重ならない組合せに。
- 野菜の皮むきはまとめて、できる仕込みは前日に。
- 時間が経っても美味しいように。~その1:ひと手間を大事に
- 時間が経っても美味しいように。~その2:サラダの野菜は蒸して使う
- 時間が経っても美味しいように。~その3:下味をつけておく
- 素材を生かし、食感にメリハリをつける。
- まとめて作っておいて、冷凍保存を活用する。
お弁当作りの本はたくさんあれど、素材の扱い方をしっかり説明している本はあまり無いように思う。食材をいかに美味しく最後まで食べつくすかに重点を置いた説明で、読めば気持ちが引き締まる。
各レシピはお弁当だけではなく、日々のお惣菜としてもかなりおススメなものが多い。私は持参したお弁当を会社の中の冷蔵庫に入れており、食べる前にはレンチンして食べることが多い。なので漬物系のものはあまり入れないようにしているし、香りの強い野菜も入れていない。サラダ系は同じ容器ではなく別にしている。この本は常温でおいしく食べるレシピが多いので、温める必要はないのかもしれない。食感を楽しむためにも温めない方が良いのかな。
とにかくレシピが多いのであれもこれも作ってみよう!という気持ちになり、いざ作ってみるといつもの弁当箱が小さいような気がするほどで楽しさが増す。洋より和のレシピが充実しているけれど、写真で見ると彩美しく和一色のお弁当という感じではない。見ているだけでお弁当のメニューがどんどん湧いてくる楽しい一冊。どんどん活用していきたい。
かもめ食堂といえば映画の「かもめ食堂」を思い出しちゃうけれど、フィンランドではなく六甲のかもめ食堂はフェリシモに「今日の献立」をアップしていたようだ。
そして年末には六甲から西脇市にお引越しされている。
献立の本も欲しいし、いつか店舗にも行ってみたいなあ。