Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#369 またあらたなヴィーガン食材を知りました~「にがくてあまい 4」

にがくてあまい 4』小林ユミヲ 著

菜食主義のごはんを美味しく。

 

しばらく読んでいなかったことを思い出し、続きを読んだ。アガサの本を読まなくちゃと思うのだけれど、立て続けに料理の本を読むとどうしても推理小説を読む気になれず。手持ちの未読の料理本からこれを選んだ。

 

ストーリーは進んだようで進んでおらず、相変わらず菜食主義の料理で元気を得る流れが続いている。今回は季節的にもピッタリな内容が多く、きのこの炊き込みご飯のレシピに「ああ、秋ね」と思ったり。

 

今回も学びあり。下はパスタを作っているところだが、麺に「きびめん」というものを使っている。

 

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このマンガから学んだことは本当に多くて、代替ミート的な使い方に「高きび」が紹介されていた。

 


今回もまた「きび」絡みだけれど、グルテンアレルギーの方はきっとキビやアワなどを使っておられるのかな、と思ったり。とにかく食感が良いらしく、もちもちとしているとあった。きび、きっと味も小麦粉よりは香ばしかったりするのかな。でもやっぱり炭水化物量は多いんだろうな、穀物だし。

 

レシピはこちら。かぶと舞茸っていうのも良い。

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実は私は玉ねぎを好んで食べない。理由はいくつかあるのだけれど、一番の理由は食べた後のニオイ。日本で食べた後のニオイが気になるものとしてはニンニクが挙げられるけれど、海外に住んでいた時、周りがニオイを気にするものは断然「ネギ類」だった。私には結構衝撃だったのだけれど、特に生で食べるのがよくないらしい。サラダとか、サンドイッチとか、ハンバーガーとか、ニオイを気にして抜いている人が多かった。そういえば「プラダを着た悪魔」でもオニオンのベーグル食べたアン・ハサウェイに「信じられない!」的なことを言うシーンがあったな。

 

マナーとしてネギ類は食べないというのが習慣となり、いつしか進んで食べなくなった。しっかり飴色になるまで炒めれば甘みもあって美味しいし、少量なら食べる。半生的なしゃっきりした食感の残った炒め物の場合、食べられるけど好んでは食べない。

 

なので、私がこのメニューを作る時、たまねぎはものすごく炒めることになるだろうな。自分用にアレンジを考えるのも料理本を読むときの楽しみだ。最近はパスタのメニューを新しく学ぶたびに「これ、カレーにも代用できるな」とイタリアンからインディアンへの転用も同時に考えている。カレーの場合のはもちろん飴色にしっかり炒めたものを使っている。カレーは頻繁に作っているので定期的にカット済みのたまねぎを冷凍庫に常備している。そして冷凍のほうが水分の飛びが早く、短時間で炒められる気がする。

 

それにしても10年前に比べて菜食メニューがどんどん増えていて楽しくなってくる。久々に高きび、準備しておこうかな。