Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#481 果物の天ぷら、考えたことなかった!~「にがくてあまい 12」

にがくてあまい 12』小林ユミヲ 著

渚とマキの未来への第1歩。

 

随分前に全巻購入してあったにもかかわらず、もったいなくてなかなか読み進まない本シリーズ。少しでもKindle本を読み進めなくてはならない状況となり、そろそろ読み終えてしまうことにした。

 


本作はベジタリアンの渚が作る料理からの学びが多く読み続けているのだが、今回もちょっと面白いレシピがあった。

 

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家で揚げ物ってかなりハードルが高い。油が跳ねたキッチンの掃除や鍋を洗うことなんかはそれほど問題ではない。それよりも解決し難いのは揚げた後の油の処理だ。油こしポットなどに移して料理の度に使えばいいとは思うが、そもそも普通の油ですらそう多くは消費しないので、一度使った油を短期間で処理する自信がない。かといって石鹸作るほど大量に使うわけでもないし。

 

から揚げなんかはお店で買ってくることができるが、天ぷらはやはり揚げたてが格別だ。さくさくほくほくでいくらでも食べられる気になる。専門店レベルとはいかずとも、レシピとしては家で試せないこともない。それでもなかなか手を出さずにいるのは100%油の処理問題があるからだ。

 

さて、今回渚はマキの父親が経営するハルバル農園の果物と野菜でさっと天ぷらを作っている。その具材がなんとイチジク!!!イチジク大好き。イチジクの入ったメニューを見ると頼まずにはいられなくなる。いつか大金持ちになって広い庭付きの家に住めることになった日には、カボスとイチジクとアカシアとライラックとラベンダーを植えたい。ちなみに、アカシアとライラックとラベンダーは花の香りが大好き。あと藤棚もいいな。どの食品にも共通することだが、イチジクもとにかく鮮度が大事で、それが叶えば何を作っても美味しい。だから庭には是非イチジクを植えたい。

 

そんなイチジク、天ぷらにするだなんて考えたこと一度もなかった。それでもチーズに合わせたり、生ハムに合わせたりっていうお料理もあるので甘く食べる以外のレシピもあるだろう。揚げるとどんな食感になるのかな。温度があがり果肉がとろっとするのだろうか。あのぷちぷち感が楽しい種はどうなるんだろう。ああ、気になる!マキのお父さんはこれを塩で食べていたが、私もいろいろな塩で試してみたい。どんな味になるのか想像するだけでも楽しくなった。

 

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ところで、この頃近所のビオセボンのドライフルーツの種類がどんどん減ってきており、もろにコロナの打撃を受けてきている様子がとても気になる。徒歩圏内にあるこの店舗さんには是非とも頑張っていただきたいので、これからしばらくは応援ショッピングを続けたい。バナナチップスとドライイチジクが復活しますように。