Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#387 料理雑誌もたまには良いですね~「&Premium Cooking」

『&Premium特別編集 私の料理教室ノート。』マガジンハウス

レシピを紹介。

 

普段あまり雑誌を買うことはなく、でもやっぱりちょっと読みたいなと思うものもいくつかあるのだけれど、同じ紙媒体のものでも「書籍」となっているものより「雑誌」の扱いは軽くなることが多い。必要な内容を切り取ってスクラップしたりすることにも抵抗はないし、処分に躊躇することもない。

 

雑誌のほうが時代に反映した「今」を取り上げることが多く、旬を摘み取る印象もある。そのせいか、一般の書籍に比べて雑誌の内容は幾分挑戦的で日常とはかけ離れたところもあり、時間がたってから読み返すと逆に昔感がものすごい。それがわかっているから、短期保存の対象となってしまうのかもしれない。

 

でも、料理の本は書籍同様の普遍性があり、その時流行りの食材に中毛するなどのことはあるにはせよ、長く活かせる内容が多い。なのでたまに購入することはあるのだけれど、やっぱり紙の質のせいかへたっとなってしまって他の料理本より貧相に見える。

 

なので、試しに電子書籍で読んでみようと楽天マガジンの年間購読にトライしてみることにした。見ると外国の雑誌もあってちょっと嬉しい。

 

f:id:Dahliasbook:20211018093001j:plain

 

ということで、早速料理関連の雑誌を読んでみることにした。それが本書。この雑誌はしっかりした紙質なのでもし内容がよければ購入したいと思っていたからだ。バックナンバーまで読むことができないのが残念ではあるけれど、内容をちゃんとチェックできるというのはありがたい。

 

先生役は渡辺有子さんで、季節別のお料理が記されている。先生と生徒の会話があり、そこへレシピが紹介されているというスタイルだ。

 

f:id:Dahliasbook:20211018093320j:plain

 

寒くなってきたらマッシュポテトを作ろうと思っていた所にこのレシピ。これを見て「あ、この雑誌は買わねば!」と意を固めた。

 

本を買う時、服を買う時、靴を買う時、スペースを考えてあれこれ自問自答しながら購入するのだけれど、本の場合は雑誌のようなお手軽価格のもの、Kindleのように場所を取らないものとハードルがぐんと下がるので熟考せずに買ってしまうことが多い。でも雑誌の内容を事前に検討できるなら、吟味した上での購入になるのでより活用につながるはず!と信じたい。