Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#382 台所道具の魅力~『私を動かす暮らしの道具』

『私を動かす暮らしの道具』経塚加奈子 著

台所の雑貨。

 

この間、たまたま本屋で見つけた一冊。やっぱり台所関連本はチェックしたくなる。普段は面白そうな本を見つけたときにAmazonの評やKindle版の有無をチェックするのだけれど、今回はチェックもせずにすぐに買った。一般の人がひとつひとつ「好き」を追求していった過程が見えるのがなんとも良かったことと、作家さんやメーカーさんの紹介がちゃんとあり、数ある道具の中からどういう理由でこれを選択したのかという著者の考え方が見えたのも大きかったと思う。

 

著者は福島県にお住まいで、4人のお子さん+ご主人との6人家族。ご両親の住んでいたアパートをリフォームし、もとは2部屋あった2階を1つの住宅にしたそうで、玄関が2つあったりととにかくユニーク。1階にはご両親がお住まいのようで、娘さんのお部屋は階下にあったりと広く場所を使えるのは利点かも。

 

お子さんが大きくなり、インテリアや台所道具に情熱を傾ける時間が増えたとのこと。友人のすすめでインスタを始め、そこからどんどんファンが増えたようだ。普段インスタをじっくり見る機会が少ないので著者のことは存じ上げず、こんなにも大人気だということも全く知らずにいた。

 

昭和風の住宅であることや、ご自身の好みで木でできたものがたくさんある。カゴ、棚、家具は木のぬくもりが感じられるものが多く、食器類も温かみのあるものが多い。

 

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ステキなアイデアが多いなか、このトレーはかなりいい!と思った。あと右のお米を研ぐ用の竹製米研ぎ機も便利だろうなと思う。確かに、冬に冷たい水に手を入れるのは寒い地域だと本当に嫌だよなーと思う。

 

今までトレーを使うことはあまりなかったのだけれど、果物とか、ちょっとしたお菓子とか、ちゃんとまとめて置きたい!な時に便利そう。他にも作家さんの食器とかも大変参考になる。

 

寒くなると家のことにより目が向くので、衣替え次いでに断捨離しようかと思っている。今のところキッチン関連の物で捨てるものは何一つないのだけれど、置き場所をちゃんと確保するようにしなくては。

 

さて、作家さんの食器を調べに行かなくちゃ!