Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#211 初めてイギリスに行った時の聞き取れなさっぷりを思い出しました

 『もっとイギリス英語でしゃべりたい!』小川直樹 著

イギリス式イントネーションを学べる1冊。

 

毎日少しずつ英語の勉強をするようにしている。ひとまず試験などがあるわけではないので会話を目的とした書籍を読んでいる。この本はイギリス式の発音を習得したと思い、ずいぶん前に買った本で、CDに続いてイントネーションを練習することができる。CDの音声はそれぞれの章が通しで読まれているものなので、一文一文ゆっくり聞くには専用のページから音声をダウンロードすることができる。

 

実は、この本は間違えて買ったことを思い出した。本当はそれぞれの母音の発音、子音の発音の特徴が勉強できるようなものをと購入したつもりだった。ところが届いた書籍の内容を見てみると、イントネーションや音の強弱など、イギリス英語特有のリズムを学べる一冊となっていた。まあ、それはそれで大切だ。

 

初めてイギリスに行った時のこと、聞き取れなかったどころか相手が質問しているのか、ただ話しているのかもわからなかったのだ。質問文は語尾が上がると教わったのに、なんだかリズムが違う。慣れるのにかなり時間が掛かったが、今はイギリス式のほうが聞きやすい。

 

この本は日本語で言えば、関西弁のイントネーションを習うようなものではないだろうか。「おはようございます」でも関西と関東ではイントネーションが異なるし、KFCの呼び方も異なるみたいに、英語と米語はちょっとずつ違うところがある。ところどころにイギリス式の言い回しなんかも収められていて、それがものすごく雰囲気を作ってくれている。

 

イギリス感を醸し出していると言えば、地名だ。~boroughとか~burghとかいう地名が多いが、これが読み方が難しい。例えばScarborough。日本ではスカボローと書かれているけれど、現地で聞いた音はスカバラみたいな感じだった。

 

ひとまず一周終えて、今後は短い練習分11本と長文6本をシャドーイング用に使おうと思う。音声はやたらと声の良い男性と、いい感じの声の高さの女性の2名で録音されている。周囲の音もなく会話に集中できるタイプの聞きやすい音声なのでシャドーイングにはもってこいだと思う。

 

最近家にこもりがちで英語どころか日本語ですら話すことがないので、声を出して英語に慣れていこうと思う。