Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#731 イギリス英語のシャドーイング教材として~「Learn British English: Word Power 101」

『Learn British English: Word Power 101』Inovative Language Learning著

Audible.

気が付いたらゴールデンウィークに突入しており、やっとゆっくりほっこり良い日々を過ごしております。

 

今年は大きなプロジェクトのまとめの年で、仕事があれこれバタバタと動いているのだが、恐らく夏あたりから海外とのやりとりが倍増することが予想される。よって今のうちに英語耳にしておかねば!と思っているのだが、全くもって腰を据えて英語に取り組んでいる余裕がない。GWの間、少しでも余裕ができたらと考えてはいるものの、4月以降はプライベートの時間も減少傾向にある。(よって読書記録がなかなか残せていないのです)きっと5月もこのまま行くとあっという間に過ぎ去ってしまいそうなので、しっかり計画を立てて動いていきたい。

 

いつものルーティーンの間など、ラジオを聴いたりしながらせめてもの準備をと思っているが、やっぱり聴くだけでは左から右に英語が流れていくだけで、体得している感が薄い。相当慎重に聴いていれば心に引っ掛かるフレーズや単語なんかも出てくるのかと思うが、それでは「ながら」が出来ないことになる。

 

そこで、心を入れ替えて「シャドーイング」をすることにしてみた。幸い、未だマスク生活が続いているので少し口を動かすくらいならばそんなに怪しまれることもない。ということで、通勤時、歩いている時にシャドーイングになるような教材を探してみることにした。業務ではヨーロッパの人とお話する機会が多く、彼らの多くはイギリス英語を話すことが多い。よって教材はイギリス英語のものが良いとAudibleの中を再チェック。いくつかの書籍をダウンロードした。

 

さて、本書はものすごくものすごく基本の単語のみが入っている。例えば、I , my, meのような初学者用から始まる。それらの単語を使って、次に短い文章を作り発話される。Amazonの評を見ると割と酷評だったりするのだが、私は本書はシャドーイングを始めるにあたりピッタリな1冊だとかなり気に入っている。

 

気に入っている理由は以下だ。まず発音の面で「お手本」として現地に発音に使いと言うことが挙げられる。日本で販売されているイギリス英語の教材はどこかきれいすぎる。声優さんやアナウンサーが読んでいるのだと思うが、クセがきれいにはぎとられたような音声だ。よってドラマや英語で聴く英語とも異なる感じがするし、きっと日本で録音しているのだろう。話者が日本語の干渉を受けているのでは?と思えるような発音だ。一方で本書は本当に現地で聴くような英語に近い。よって発音そのものの他、トーン、アクセントなども同時に学ぶことができる。こういう教材は結構貴重。

 

さらに、文章が短い。だからシャドーイングしていて「いや、わからん!」なことはない。またAudibleも速度の調整が可能なので遅くも早くもできるので自分の力に合わせることができる。私は1.5倍くらいで1時間くらいシャドーイングしているのだが、母音や子音の発音で日頃自分が苦手としている音をしっかりと認識することができ、どうしてその発音が出来ないのかを分析している最中だ。

 

尚、本書もPDFがついており、開いてみると単語帳のようなものだった。

こんな感じで写真と文章がある。この文章、同じものをフォント違いで載せているのはなぜだろう。

 

とりあえず、しばらくAudibleで英語のシャドーイングを続けたい。