Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#176 いつか行きたいアウトレット。来年には行けるかな?

 『北欧フィンランド 食べて♪旅して♪お洒落して♪』てらいまき 著

ヘルシンキのショッピングとオーロラを見たい人へ。

北欧フィンランド 食べて♪旅して♪お洒落して♪

北欧フィンランド 食べて♪旅して♪お洒落して♪

  • 作者:てらい まき
  • 発売日: 2015/05/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

心が旅モードになってしまった。12月は家の中のことに集中したくなる時期なのだが、少しでも家の中を心地よい空間にして冬の寒さを乗り越えたい気分が高まる。ここ数年は北欧ブームもあってか目が行くのもフィンランドデンマークのブランドが増えてきた。ネットで素敵な雑貨を見ると必ず「北欧」の文字があったりするので、確かにそれぞれの製品が素敵であるということはあるにせよ、何か商業的な裏の世界に乗せられている部分もあるように思う。

 

とは言え、本当に本当に良い製品も確かに多いのだ。例えばオランダ、デンマークノルウェースウェーデンには王室があり、イギリスで言うところのロイヤルワラントのように王室で使用する高品質のものがいくつもある。日本の伝統工芸のようにいつまでも大切に長く使えるものも多いが、昨今の北欧ブームに見られるようにデザイン自体も大変かわいらしく、一目で「北欧のもの」とわかるような色使いも購買意識をそそる。

 

もうずいぶん昔の話になるが、こんなに北欧北欧と言い出す前の頃のこと。それこそまだ日本にIKEAが進出する前、ロンドンでマリメッコのポーチを買った。赤いウニッコ柄で今でも直し直し使っているのだけれど、それ以来ずっとマリメッコの雑貨には惹かれるものがある。映画「かもめ食堂」でフィンランドがどーんと注目を浴びるようになり、ムーミンと同レベルでマリメッコも有名になったわけだが、あのデザインは人に元気を与えるのでファンが増えるのは当然のことだと思う。そして、ファンが増えるにつれ、フィンランド旅行記やブログが増え、ヘルシンキにはマリメッコのアウトレットがある!という夢のような情報を知ることができた。

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ワンピース、日本では種類も少なく「欲しい!」と思ってもそれに着合わせるもので迷ったりする。でももしフィンランドマリメッコのショップならばこの漫画のようにフル装備のアイデアは満載だろう。

 

そしてフィンランドの人にとってマリメッコというのはどういうブランドなんだろうかという疑問もぜひ現地で確認してみたいと思う。決して安価ではないので日本におけるユ〇クロというわけではないだろう。食器なんかもあるので無印?いや、違うだろうな。

 

まあ、とにかくマリメッコのショップに行きたい人には知っておくべき情報がわかりやすく紹介されている。あとはオーロラ一択。温暖化によりオーロラもなかなか見る機会に恵まれなくなる自然現象となるのだろうかと心配になってしまうのだが、自然が大好き!冬大好き!な方にもおすすめ。北海道ですらガタガタ歯の根が震えます、というタイプには向かない旅行だと思う。

 

それにしても北欧。ブームに乗るようだけれど、やっぱり行ってみたい。