Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#087 あまりの面白さに結局買ってしまった!

 『女の園の星』 和山やま著

女子教師の星先生(国語の先生)が主人公。

 

仕事が忙しいせいか、体力的にも精神的にも気分転換が全くできない日が続いている。ストレス解消や気分転換の方法は人によって大きくことなるが、私の場合は

(1)旅行の計画を立てること(→そして実際に旅行に行くのだが、目的地に到着して毎回思う。「うむ。こんなものか。」そして気づく。計画を立ててる時が一番楽しかった、と。) 

(2)料理(→作りたい料理も多く、あれもこれもと計画を立てるのだが作りたい意欲と自分の胃の許容量が相反するのが問題。) 

(3)掃除 (→あれこれ片付くとスッキリ!最も効率が良い気がする。)

(4)読書 (→現実逃避やモチベーションアップになっている気がする。アマプラやHULU、Netflixで映画やドラマを観るのも良いのだが、結局テレビと同じでストーリがただただ流れていくので読書ほどの効果は無い気がする。)

(5)食べる(→お菓子を食べる。パンを食べる。専門店やデパ地下に足を伸ばして大人買い。)

 

と、こんな感じなのだが、今は旅行はまず無理だし、食べ歩きも憚られる。出来ることと言ったら家の中でひっそりと一人でできることに限られてしまう。さらには料理と掃除はほぼ毎日行うことなので、自ずと読書しか道が無くなった。

 

先日読んだこの本が面白すぎて、あれから何度かまた読んだ。

 

すっかりツボにはまってしまい、他の作品もチェックしようとAmazonを開く。試し読み数ページにてもうこれは買うしかない!と即決した作品。

 

主人公は女子校教師の星先生。生徒たちは普通の女子高生の感覚だとは思うが先生方に癖がある。しかし生徒も個性が飛び抜けすぎていて、関心の範囲が普通と違う。星先生のキャラクターがなんとも謎なので、生徒も注目せざるを得ないのだろうか。とにかく面白い。発想も言葉も面白すぎて、一度読んだだけですっかり心に刺さってしまってとにかく思い出し笑いばかりしている。『夢中さ、きみに。』よりも作風は好み。

 

早く続編が出ることを期待しつつ、それまできっと何度も読んでしまうと思う。