『「蒸す」っておいしい。』吉田勝彦 著
代々木上原「吉田風中華料理」のレシピ。中華がメインでデザートまでをも網羅。
ずっと欲しいものがあった。それは「蒸し器」。簡易なものは家にあった。鍋の中に設置するだけのもので近くのスーパーで購入。こんなの。
これでさつまいもやかぼちゃを蒸すのが定番だったが難点が一つ。これを使うにはある程度の大きさ、深さがなくてはならない。我が家にあるのは中華鍋で、これだと何度も水を足さなくてはならないので面倒くさい。そのうち使わなくなりキッチンの奥深くで眠っている。
本当は蒸籠が欲しいけれど、「置き場所に困る」とか「手入れが大変」などの口コミ情報を読み購入に二の足を踏んでいた頃、手頃な鍋があることを知った。丁度ポイントが貯まったこともあり、思い切って購入したのがこちら。
14センチってどのくらい?と思われることだろう。赤いきつねや緑のたぬき、あのくらい。ちょうど一人分の料理を作るに適した大きさと言えばわかりやすいかと思う。上に重ねることができるので場所を取らないということと、軽いということで購入。あと大切なことを忘れていた。素材がステンレスなのでケアも楽!
健康食のレシピを見ていると必ず「蒸す」という項目がある。今までは無水鍋などさっと蒸し野菜風なものを作ったりしていたけれど、無水鍋と蒸し器では食感がちょっと違う。手軽にさっと蒸し料理を作るにはこのセットが最適だと思い購入に至った。実は蒸し器、もう一種類欲しいものがある。いつか必ずゲットしたい。
この本のメニューは中華がメインで、蒸したものにソースをかけるようなメニューが多い。写真がどれも食欲をそそる。絶対おいしいだろうな、という予感が半端ないのだがメニューはどれも手がかかる。まあ、中華は下準備に8割と個人的には思っているので手がかかるのは当たり前。これは時間のある時にゆっくり作りたい!と付箋を何枚も貼り付けた。
蒸し料理、これ以外の本もいくつかあったのだが、中華風ものはこの1冊だった。(あとはKindle版のみ)蒸し料理のレシピを考えるだけでもワクワクしてくる。楽しみがまた一つ増えた。