『糖質オフのやせぐせべんとう222』主婦の友生活シリーズ
1週間のお弁当の内容と食材別のオススメレシピの紹介。
今回20冊ほど食に関する書籍を購入したが、お弁当の本はこの本を含め2冊を購入、早速いろいろなレシピとアイデアを実践している。
「痩せる」をテーマにするお弁当のレシピには、この2冊から察するにとてもシンプルで誰でも作れる。だから楽しい!特徴をいくつかまとめてみたいと思う。
- 糖質オフがトレンドとなっているせいか、タンパク質(肉、魚、豆、卵)のレシピが多く、お弁当のメインとなるメニューが豊富。
- 一つのおかずに使う食材が多くて3つ、あとは基本調味料だけでできる上に作り置きも可能なので食費抑制に効果的。
- 使う食材が少ないと作り方も俄然シンプルになる。あっという間にできてしまうので楽。
- タンパク質が多いせいか腹持ちが良い。
- 味の想像がつくメニューが多いので「作ってみたい!」という気分になりやすい。
などなど、個人的には利点が多い。
そこで、今まで読んだ2冊の柳澤英子さんのレシピとこの”主婦の友”本の違いについて少しだけメモを残しておこうと思う。
どちらが作りやすい?
個人的には柳澤本に軍配。食の好みの差もあるとは思うが、柳澤本のメニューは珍しい食材が少ない。だから食材を買ってきたのはいいけれど持て余してしまうということがない。そして変に食材が余ってしまうような食材の使い方が少ないので、そこはかなりありがたい。
一方主婦の友本はちょっぴり手の混んだ小技が必要で、竹串に刺すとか、見映えをよくするための切り方など、ちょっとの差とは言え忙しい時には面倒くさいと思ってしまう。
どちらがおいしい?
正直、両方とてもおいしい。年齢によるとは思うけれど、年配の方には柳澤本が作りやすいのではないかと思う。主婦の友本はアボカドとかチーズとかカタカナ食材やメニューが多い。おしゃれなカフェ風弁当の味がお好きなら圧倒的に主婦の友本がオススメ。
どちらが家計にやさしい?
「作りおき」できるレシピが多い柳澤本のほうが家計に占める食費を軽減しやすいと思う。大きめの肉をどんと買ってきて作ってしまえば良いので都度作るよりも光熱費もほんの少しではあるけれど節約できる。
一方の主婦の友本は「カッテージチーズ」「粉チーズ」「ナンプラー」「白ワイン」「イタリアンパセリ」「スモークサーモン」などなど、毎日使うとは言い難い調味料や、近所のスーパーに必ずしも置いてあるとは限らない食材が出てくる。遠くに買いに行く交通費もかかるし、そもそもの食材の単価が高いものが多い。
どちらを多く作ってる?
個人的な好みの差であることは先にも言ったが、夏の暑い日にも傷みにくい上に腹持ちも良いレシピの多い柳澤本のレシピを作ることが多い。あと食後眠くなりにくいのも大きなポイント。
主婦の友本には個人的な鉄則「体内に入った時にニオイの出る食材は使わない」が守れないものが多い。つまり、にんにく、にら、ねぎ、たまねぎが多い。これは絶対守りたいので使い難いところがある。とは言え、レシピの数は主婦の友本のほうが倍近く掲載されているので、本当にこれは好みの差だと思う。あと洋風なレシピが好きな方も主婦の友本がオススメ。
どちらがより痩せると思う?
主婦の友本は「糖質オフ」がメインの主題のようなので、とにかく糖の多い食材は使わない。そのかわり調味料や調理法などはカロリーが高めになるメニューが多い。ただレシピ数が多いので飽きずに続けることが目的ならば主婦の友本で継続することでダイエット効果は高いと思う。
柳澤本は「血糖値を上昇させない」「代謝をアップ」「体にためない」の3本柱がどのレシピにも効いている。かくし味程度の酢や生姜が食べた後の消化や代謝にも効いてる感を得られるし、腹持ちが良いので間食せずに済む。短期勝負で行くならば柳澤本がオススメ。
今の所確実に体重が落ち始めているのでどちらの本も効果があると断言したい。