Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#053  「やせる」おかず、手軽に作れるのにかなり美味しかった件

『お弁当もやせるおかず作りおき』柳澤英子 著

低カロリーよりも低糖質を意識したランチで食で痩せるレシピを紹介。 

 

昨日読んだ柳澤英子さんの本のお弁当版。こちらもかなり使える。

 

今まで読んできたレシピ本は、目次の前後に用意すべきキッチングッズだったり調味料の紹介などがあった。海外のレシピ本だと著者がキッチンで料理をしている姿だったり、モデルよろしくポースをとっての1枚が載せられている。この本は今までの料理本のお約束ごととは全く違う。「痩せました!」という実績が並んでいるからびっくり。なんと3週間弱で5キロも痩せたとのレポートがあり、どんなお料理がおいしかったですといったコメントもある。モチベーションがかなり上がる!!

 

柳澤さんのレシピのすごさは「簡単」なことだと思う。まず使う食材が少ない。準備するものが少ないというだけでも料理をするハードルがぐっと下がると思う。食材は買ってくるだけですぐに調理できるわけではない。食べやすい大きさに切ったり、皮を向いたりという作業がある。料理に慣れていない方であれば、それだけで一仕事終えたような気分になり、フライパンを取り出す勇気がしぼんでしまうに違いない。だから、食材2つ3つで、ぱっと作れるのは大変うれしい。しかも下準備すら少ないのだ!いざ調理!までの時間がぐっと短くなった。

 

そしてなんと言っても「作りおき」できるから、お弁当には最適。各レシピには例えば「冷蔵庫1〜2日」というように、作ってからの賞味期限も表示されている。長いものは3〜4日なので、週に2度ほどまとめてちゃちゃっと料理することでお弁当の準備は完了というわけだ。しかも見ていると味の想像がしやすいので2〜3日分くらいのお弁当の中身をぱっと決められる。主婦はその日食べるもののメニューを決めるだけでもぐったり疲れる時がある。この本だとお弁当の内容に悩む必要が全くない。

 

本のメニューからささみ梅きゅうを作ってみた。ささみをレンチンしてほぐし、塩もみ+水抜きしたきゅうりの輪切りと梅干しと調味料で和えるというもの。暑いシーズンにはさっぱりした味がとても嬉しい。

 

このお弁当メニューを見て思ったのは、カフェで出てくるようなワンプレートが作りやすいのでは?と思えたことだ。野菜のメニューも豊富だし、私は玄米に合わせて食べたけれどこれならパンにも合うと思う。そして見た目もよいし、色鮮やかに盛り付けることもできるので一気に料理上手になれる。

 

柳澤さんの本は今回2冊しか購入していないけれど、他にもぜひ読んでみたいと思った。ひとまず、痩せられますように!!