Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#886 快適空間のレイアウトは人それぞれ~「POPEYE 24年3月号 世界のかっこいい部屋と、その秘密。」

『POPEYE 24年3月号 世界のかっこいい部屋と、その秘密。』マガジンハウス

断捨離前に。

 

電車内で広告を見て読みたいと思っていた雑誌。今週末でやっとアテンド業務から解放されるので、日曜にお見送りした後は家の中を整理すると決めていた。とにかく1か月ほぼ休日無しとなると簡単な掃除する時間も満足に取れずでストレスがたまる一方だった。家の中どうにかしたい!片付けたい!な気持ちが雑誌の広告へと吸い寄せられたのだろう。さっそくAmazonでチェックすると、なんとKindle Unlimitedで読めるとのことで早速ダウンロードする。

 

ちょっと小さめでステキなアパートメントでの生活が紹介されている。NY、コペンハーゲン、ロンドン、ベルリン、ストックホルムなどの大都市に暮らす人々のお部屋はみなそれほど大きくはない。ここに登場する人物は一人暮らしや多くて二人といったところで、日本でも実現できそうなアイデアが多い。

 

多くはファッションやアートに関わる方が登場しており、普段から「かっこいい」に接しておられるせいか、普段の生活に個性を取り入れているようにも見える。やはりコペンハーゲンストックホルムは落ち着いた大人の雰囲気に溢れており、NYなどはポップさが生き生きとした居住空間が元気を与えてくれている。

 

最も気に入ったのはストックホルムのLeviさん宅。

この窓辺の雰囲気がなんともヨーロッパで素敵。いつか家を持つことができたら、オープンキッチンではなく壁で仕切った場所にしたい。オープンキッチンは開放されていて便利なのだが、調理のにおいが家中に充満してしまう。それをどうにか回避する方法として部屋の換気があるが、これも冬や悪天候の日にはなかなかうまくできなかったりもする。

 

こちらのお宅のように、普段はキッチンの中に設けられた小さなスペースで簡単に食事というのが私の理想で、この上の図は今すぐにでもこの家に引っ越したいくらい好きなレイアウトだった。

 

そして日本の話題も面白い。Enjoy House Keepingというコーナーではクローゼットをキレイに保つ方法や潜在の紹介などが面白かった。衣装持ちな方々はこうして収納しているのか!と面白い発見が多かったが、洗剤の紹介はちょっと嬉しい。洗濯洗剤を替えたいと思っていたのでちょうど良かった。

 

久々にインテリア関連の本を読んだのでちょっと気持ちが上がってきた。週末の掃除で快適空間を作りたい。