『bechoriのカラフルハンドレタリング シンプルで美しい手書き文字レッスン』bechori著
アルファベットで美文字。
今日から12月。今年もあと31日かーと思うと、あれこれやることが見えてくる。そんな時に限ってなぜかどかーんと出張が入り、1週間ほど拘束されてしまう。ああ、やること本当山盛りなのに!と大声で叫びたいところだが、心を落ち着けるために美文字の練習に取り組んでいる。
今や年賀状など書かない時代となった。手書きで文字を書くこともどんどん減ってきている。でもやっぱり字を書くとこと自体はとても楽しく、それが美しければより一層楽しみが倍増する。
このところ美文字の本を参考に練習を重ねて来たせいか少しだけ他人にお見せできるような字が書けるようになってきた。おススメはこちら。
ダウンロードの教材を何枚も印刷して、時間がある時にもくもくと練習している。
ところで、最近直筆する頻度として日本語よりアルファベットのほうが多い事に気が付いた。次点で数字だろうか。きっとクリスマスカードを書いたりしていたからかもしれない。そのクリスマスカードの字がこれまた幼稚園児のような、もはや字として認識して良いのか迷う程のお粗末さで、これはお手本を探さねばと早速Amazonでチェックした。
この頃Kindle Unlimitedに頼る読書が続いている。特に実用書は紙本を買うかどうか迷った時に大変便利で、まさに本書のように読み始めて数ページで「これは買いだ!」と思った本も結構ある。
本書の場合、買うべきは紙本の本書のみならずで、文房具も揃えたいし著者の他の作品も見て見たいと一気にモチベが上がって来る。今日は早速書店に走るつもりで一日の計画を練っているところだ。
ところで本書は「レタリング」なんだそうだ。レタリングとカリグラフィーって何が違うんだろう。letteringということは、文字の字体のことだろうか。メイリオとか明朝、みたいな。とするとcalligraphyってなんだろう。辞書で調べると書道とあったので字を使った芸術のことかな、と理解してみる。
それにしてもキレイだなあ。こういう字が書きたいのです。愛嬌のあるブロック体。ちょっとしたメモもこういう字で書けたらなあ。例えば、我が家の調味料や保存食に貼っているラベルがものすごくお粗末で、利き手じゃない方で書いたのかと疑うほどにひどい。それが上のような字だったらインテリア風になるではないですか。
カードだってこうなるわけです。私のメリークリスマスの文字のひどさたるや、かろうじて筆記体で書いているのでなんとなく様になっている風だが、上のかわいらしさに心がやられてしまった。
筆記用具も豊富に紹介されており、まずは練習用にペンを購入したい。筆ペンの色の可愛いやつがいいだろう。写経の気持ちで文字の練習を導入し、心の安定と美文字の一石二鳥で12月をやり過ごしたい。