Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#600 憧れはインド美人!~「はじめてでもよくわかるオーガニック&ナチュラルコスメの事典」

『はじめてでもよくわかるオーガニック&ナチュラルコスメの事典』吉川千明 著

肌の調子を改善したい!

 

先月末からやたらとお客様続きの日々が続いている。10日に出国の人たちが帰れば一段落付けるのだが、9月の連休も10月の連休もアテンドしていたのでそろそろ体が疲れてきた。旅行者に合わせて食事をしているので、普段食べないメニューをお茶も入れれば3食以上食べ続け、加えて睡眠時間も削られるせいか体が重い…

 

疲れはすぐに肌に出る。ちょっと体調を崩すと蕁麻疹が出てしまい、本人も痒みやら痛みでつらいのだが、見た目にもよろしくない。皮膚科に通っても「休んでください」と処方箋を渡されるのだが、服用してもなかなかぱっと消えてくれることはないようだ。

 

先週末あたりからどうも生え際あたりが痛いなあと思ったら、知らない間に蕁麻疹が出始めていた。今まで顔に出ることは稀だったのでちょっと慌てる。しかし、去年心強い化粧品に出会って以来、顔の蕁麻疹は自力(いや、化粧品の力ですから他力ですね)で治してきた。それが、これ。

 


その前まではNOVを使っていたのだが、コスパの面でも効果の面でも2eが私には合っているようで、最強だと思っている。そして、2eを朝晩使ったら2日で痛みが消えてしまった。やっぱりすごいぞ、2e。ちなみに、化粧水、乳液、シャンプーを愛用しております。

 

実はこのところ夜だけ美白用ラインを使っていた。ビタミンC入りで透明感がアップするという低価格層の商品を化粧水、美容液、クリームとライン使いしていたのだが、2eに戻した途端、唇あたりの痒み、蕁麻疹、耳の腫れが一気にひいた。そこで自分は敏感肌だったのか!と初めて知るに至ったわけである。

 

そろそろちゃんとした化粧品にしなくてはと、会社の帰りに書店に立ち寄り本書を購入した。これからはトラブルになりにくいブランドを使って行きたいし、効率の面でも今のケア方法を改善する必要がある。そこでもっとも読みやすかった本書から学ぶことにした。本書は2012年に発売されているので、もう一昔前のオーガニック製品が紹介されていることになるのだが、とはいえ今でも第一人者とも言えるブランドも多く紹介されている。逆に本書にあるブランドで今も人気のブランドは安心して使えるかもしれん、という判断基準になったかも。

 

例えば表紙の絵にもあるジュリーク、ニールズヤード、ドクターハウシュカは定番とも言えるブランドだ。そして紹介されている商品で市場で購入しにくいものはむしろ少ない。まず、ブランド紹介のページがあり、それからスキンケアの手順に従った製品群の紹介がある。中にはブランド自体は今も存在していても、香りやラインナップのチェンジにより購入できなくなったものもあるかもしれない。

 

本書を購入しようと思ったのは、海外のオーガニックブランドについて知りたかったからだ。これから少しずつ以前のように渡航ができるようになるかもしれない。特にヨーロッパは現地価格がお得なので事前に予習もしておきたい。加えて、日本に進出していても現地でしか購入できないラインアップもあるので、まずはブランド自体を把握せねば。

 

例えばニールズヤードはイギリス現地のショップに比べ製品幅がものすごく少ない。そもそも店舗の大きさからして全く違うので取り扱える商品の差が出るのも当然だろう。こちらは渡英の際に必ず立ち寄るコベントガーデンのショップ。

Neal's Yard Remedies | Neals yard remedies, Neals yard, Covent garden

Neal's Yard Remedies Covent Garden flagship store - one of our shortlisted  designs at the Retail Week Interiors Awards 2016

ハーブなども扱っていて、良い香りが漂っている。フラワーレメディーやアロマオイルの種類も豊富で、何よりも価格差がすごい。為替の影響もあるかもしれないが、単体で見るとそう変わらないのだけれど、英国ではイベント的な企画商品やディスカウントがあったりで製品自体も大満足なのに、お買い得となると倍うれしい。

 

日本では丸ノ内のショップに行くことが多いが、広さは英国の入口に置かれている棚くらいの面積だ。よって英国で購入した商品の取り扱いが無かったりするのも仕方のないこと。同じフロアのAESOPに行くことも多いのだが、日本でこの手のハーブを基調とする化粧品は割と高額な場合が多く、湯水のようにばしゃばしゃと使えないというのが残念。

 

もともと化粧品に詳しい方であれば、全部知ってる!と新鮮さは感じられないと思うが、海外のブランドやナチュラル素材に関心の無かった人には楽しく読めるのではないだろうか。

 

ちなみに、私が今一番欲しいのはインドのKAMAというアーユルヴェーダのブランドで、長年ずっと注目している。世の中、アイドルだなんだと言っておりますが、私の目指す所は「インド美人」であり、彼女たちの容姿から佇まいまで、その美しさはいつも眼福である。豊かな髪になめらかな肌、そして瞳の美しさたるや!あれだけの人口がいれば女神レベルの美女が何人もいても当然なのかもしれないが、ほんと奇跡。

 

オーガニックコスメを使うことでインド美人のオーラを身に付けることはほぼ無理に違いないが、生まれ変わったらこうなりたい。

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