#410 ついに禁断のアイツ!~「にがくてあまい9」
カルチョッフィ!
これ。
海外の料理に関連する作品を読んだり見たりしてくるとよく登場しては、周りが「おおおお!」となるアイツ。そう、アンティチョーク。きっと日本でも行くところに行けば売ってるだろうし、食べられるのだろうけれど、私はまだ一度も口にしたことがない。いや、海外で知らずに食べていた可能性はあるけれど、この絵を見て味は全く浮かんでこない。
調理には茹でるというのは聞いたことがあったし、下準備が大変!というのも知識としては知っていた。それがついにこのマンガに登場である。
なるほど。鉄分多めなのか!とすると茹でるのも納得。アクがでそうだし。でも包丁にサビ色がつくほどとなると相当なんだろうな。体にも良さそうでより一層食べたい気持ちが募ってしまう。
ものすごーく手がかかる印象。作業中も手がごわごわになってしまいそうだ。でもここまでの作業をしてでも食べたいと思えるほどの美味ということだろう。
手順としてはこんな感じらしい。食べられるところと食べられないところを見分けたりするのも初心者には無理なので、いつかは食べたいと思っている間に味の想像ばかりが心に浮かぶ。
本書ではクリーミーでほくほくしていて里芋やソラマメっぽいという食レポだけれど、これを見てからより一層「食べたい欲」が募ってしまった。ちなみに彼らは丼にしていて、これを持ってきた渚のおじは英名のアーティチョークではなく、イタリア語のカルチョッフィのほうがかっこいい!と食材は全部イタリア語で。
食べたいなあ。いつか必ず食べたいな。