Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#296 蒸せばOK、私にあった野菜編

 『ウー・ウェンの蒸しおかず』ウー・ウェン

蒸し器を使っての簡単おかず。

 

ずっとずっと欲しかった本をついに手に入れた!本当は紙で欲しいのだがオンライン書店では売り切れのことが多く、リアル書店でもなかなか見つけることができずにいた一冊をついにKindle版で購入した。紙版、いつか手に入れたい!

 

ウー・ウェンさんの書籍はいくつか持っているが、今までアップしているのが1冊しかなかったことに驚いた。

 


中華系のレシピ本は学ぶことが本当に多く、特にシンプルな調理道具で次々とお料理が出来てしまうことに驚いてしまう。機能的かつ効率の良い料理は見習いたい。

 

さて、なぜこの夏の梅雨時期に蒸し料理なのか。それは単にKindle版が50%オフになっているのをたまたま発見したことと、アーユルヴェーダ用に他ならない。アーユルヴェーダの指導書を見ていて気が付いたのだが、体に合う合わないとして紹介されている食材の中に「生はダメだけど加熱すればOK」というものがあった。炒めるのも良いけれど、蒸せば食材の味がぐっと詰まってより良いのでは?と思い当たり、手持ちの蒸し料理の本をチェック。

 

 

そうだ、蒸せば良いのだと思った途端、ふとウー・ウェンさんのレシピ本を思い出した。ちょうどチェックしたタイミングでお買い求めやすくなっていたので即購入したわけだ。

 

本当は野菜が食べたくてチェックしたはずなのに、真っ先にメモをとったのがこのレシピ。

 

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春巻きの皮を蒸すと北京ダックの皮風って面白いなと思った。春巻きの皮は今や市販で簡単に手に入るけれどもちろん手作りも可能なはず。ただ手間暇を考えると断然市販のもののほうが楽ではある。

 

これを見ていて、そうだ生春巻きという手があったな、と蒸し料理とは全く関係ない野菜料理を思い出し、またいろいろ作りたくなった。ウー・ウェンさんのレシピ本は写真の美しさに加え、口に入れた瞬間の食感や味までもがありありと想像できて食べたい気持ちを抑えられなくなってしまう。そのうちどんどんとアイデアが浮かんで来るのでメニューが決まらないときにパラパラとめくっているだけで気が付いたら手が動き出している。

 

話をアーユルヴェーダに戻す。私は人参が好きで、キャロット・ラペなら永遠に食べ続ける自信があるほどだし、産地にもこだわりがある。(1番好きなのは徳島産、次は熊本産)しかし、私の体質では生の人参は控えた方が良く、食べるなら加熱せよとのメモがあった。ならばできる限り人参の味を楽しめる料理がしたいと蒸し料理に行き着いた。本書の1番最初のレシピがじゃがいもと人参の蒸し料理で、本当に簡単にあっという間に出来てしまいそう。私が持っている蒸し器は2種。

 

 

すでに2つも持っているのに中華料理のレシピ本を見ていると どうしてもせいろが欲しくなる。今すぐにでもふらっと合羽橋や横浜中華街に行きたくなる衝動をどうにか抑えているところ。

 

この頃は小説を多く読んでいたけれど、久々に料理本を読み返そうかな。