『ニューヨークレシピブック』坂田阿希子 他
アメリカならではのメニューが豊富。
昨日は久々に晴れ間が見えたのでスーパーに買い出しに行って来た。平和な日々とはこういう日を言うのかなーとぼんやりな時間も満喫。
そして、スーパーに行ったのは天気が良かったからだけではない。この間の楽天ポイントで買ったレシピ本のうち、あまりにも表紙が美味しそうすぎて表紙買いした本がある。それが↑のとろけそうなエッグベネディクトである。これを見たらどうしても食べたくなってしまって、スーパーの開店時間に合わせてさっと行って来た。
もし私がフード専門の写真家になるなら、絶対にとろける黄身を撮るに違いない。このエッグベネディクトもそうだし、ラーメンの上の半熟たまごとか、あと温泉卵もいいなあ。あの卵にしか出せない鮮やかさは食指をそそるだけではなく、色合いもたまらないものがある。そしてこの表紙の写真を見た瞬間に「これは食べなくちゃ!」と卵を買いに行かせるほどのパワーがあると思う。
さて、アメリカのごはん、それもNYのごはんとはいったい何だろう。あらゆる国の料理が揃う大都会、その中でも定番となっていそうなものがいくつもあった。パンケーキ、ベーグルはもちろんのこと、私の中で一番のアメリカンな料理である。フライドチキンもあってちょっと嬉しい。
KFCのビスケット、あれは日本オリジナルのものなんだろうか。海外で見かけないことが多々あった。たまに食べたくなるのでいろいろレシピを探してみたのだけれど、本書にも似たようなものがあり、そしてやっぱりフライドチキンに添えられている。
見た目はスコーンに似ているけど、スコーンほどの硬さはない。もっとふんわり柔らかくてパンとお菓子の間のような感じ。そういえばビスケットという言葉も確かにアメリカっぽい。
そしてエッグベネディクト。やっぱり酢がポイントのようだ。やってみると黄身が寄ってしまったりして不格好になることがあるのだけれど、沸騰直前のお湯でゆっくりつくったらなんとなくまともなものができた。本書には茹でた後はキッチンペーパーの上で水気を切るとあったのだけれど、くっついてしまいそうだったのでそのままお玉の上で水切りしてみた。
次はやっぱりフライドチキンだろうか。スパイスのレシピも簡単なので思いっきり自宅でジャンクメニューを愉しみたくなる一冊。