Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#295 「食べ方」一つで体は変わるものなんですね

 『図解 食べても食べても太らない法』菊池真由子 著

食事の質を改善する。

 

コロナ禍の話が出ると、必ずと言って良い程「太った」と言うキーワードが出てくる。実は私もその口で、しかも今年に入ってからは在宅勤務すら行っていないくせになぜこんなにも太ってしまったんだろうかと日々頭を悩ませている。

 

最近一風変わったポリシーのもと、どうにか欲望と戦っている。それは「駄菓子を食べない」というもので、駄菓子の定義はコンビニやスーパーのお菓子コーナーの棚に並んでいるような商品のことを指す。これは実はダイエットのために始めた習慣で、元来お菓子好きなせいで新商品が出ると試したくなるし、最近はお徳用として少し小ぶりの製品を袋詰めしたものが売られている。あれはなんと恐ろしいお買い得品だろう。食べ始めたらどうにも止まらなくなる。そこで一切買わないことに決めた。その代わり、冷蔵庫に入っている生菓子はたまーに食べる。

 

でも、どうせ生菓子を買うなら専門店のほうがもっと美味しいはず、ということでお菓子はほぼ専門店で買うことにした。スーパーではなくデパートで買おう。そうすれば懐具合の関係もあり、より買う頻度も減るだろう。スーパーに行けばそこそこ美味しいハイカカオのチョコレートが一箱200円くらいで買えるはず。でも、そこはぐっと我慢でパリに本店があるような専門店に行って、4粒で数千円というものを買うようにした。これが自分には合っていたようで、一つのお菓子をじっくり味わい、そのお店の歴史を知り、合わせるお茶を真剣に考えたりと一切惰性で食べることがなく、新たな楽しみとなっている。

 

クッキーなどの焼き菓子は本当に差が顕著で、やっぱり専門店のものはサクサクほろほろとじんわりしたおいしさがある。旅先でチェックしたい専門店も増え、ますますお菓子売り場から足が遠のいた。

 

とはいえ、これだけでは全く痩せる気配がない。しかし現状維持にはなっている。この頃アーユルヴェーダがまた気になりだして、自分の体質にあった食生活を積極的に取り入れている。

 


私は元来野菜が好きで、特に葉物が大好きだ。でも野菜にも向き不向きがあるらしく、食べ方を考えなくてはと思うに至った。たまたまKindle Unlimitedのリストの中から本書を見つけ、さっと目を通すには丁度良いと読み始めた。私が知りたいのはどんな栄養素を取るべきかで、アーユルヴェーダ南インドの伝統的な薬膳的メニューを紹介しているけれど、これを日本で実践するには難易度が高く栄養学的な説明が書かれていることは少ない。

 

①にアーユルヴェーダ的で、②に長く実践可能で、③にどこでも試せるものが知りたいと思いながら読み続けた。まず学んだことは朝ごはんはしっかり取るべきということ。今は時差出勤をしているので家を出る時間が早い。よって朝ごはんは食べずに出勤し、お腹がすいたら何かをつまむ日々を送っていた。これが間食の習慣を助長するのだそうだ。朝しっかりお腹を満たせば間食欲求が起きにくいように体のサイクルが変わってくるとのこと。これを初めて1週間、確かに間食が減っている。

 

本は下のように各アドバイス別に詳細が書かれている。備忘録を兼ねて添付。

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 栄養学はいつか勉強しなくてはと思っているのだが、ビタミンだけでも幾種類もありなかなか覚えることができない。CやDはメディアのおかげもありうっすら理解できている。が、Bはよく聞くけれどいまいち把握していなかった。上を読む限りでは、玄米や胚芽米が良いとのことなので、一応クリアできている気がする。今は3合炊きで玄米1:押麦1:もち麦1の配合で炊いている。

 

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そして舞茸もBが多めと知って嬉しい限り。お味噌汁の具で舞茸が一番好きなのでこれからもたくさん食べたいと思う。舞茸は洋にも和にも合う食材なので個人的には大変ありがたい情報だった。

 

Kindle Unlimitedがあればなかなか手の届かなかった書籍を読む機会を得られるように思う。7月でお買い得シーズンが終わるが今後も継続しようか考えているところ。