Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#213 新規事業用のシートがついてきたので、早速仕事で使ってみたいと思っています

 『マンガでやさしくわかる事業計画書』井口嘉則 著

事業計画書を作るためのテンプレートのダウンロードが可能です。 

マンガでやさしくわかる事業計画書

マンガでやさしくわかる事業計画書

 

 

週末はなぜかマンガが読みたくなる。パソコンを新調してからKindle for PCでマンガや雑誌を読むことが増えた。書籍はどうしてもスペースを取るので出来る限り電子書籍にしようと思う。何か読み忘れているものはないかとKindle内を検索したところ、この本が出てきた。いつ購入したのかも思い出せない。ひとまず読んでみることにした。

 

まず、この本はマンガよりも文章の分量の方が多いので、マンガでさくっと事業計画書を書けるようになりたいという人には向いていない。ストーリーとしては、老舗酒蔵を継ぐことになった女性が家業を立て直すため、酒だけではなく酒精を使った化粧品を売り出そうとするのだが周りは大反対。ところが居酒屋で偶然出会った男性の指導でどうにか立ち上げまでこぎつける、という流れだ。

 

ダウンロードできるシートは3枚で、それぞれword、power point、Excelからなっており、決まったテンプレートを持っていない場合はとても便利だと思う。

 

ストーリーはこのダウンロードシートをどのように使いこなしていくかを説明するためのものではあるのだが、実際の具体的な使い方の部分は文章になっている。分量も多くないのでさっと読めるのは良いかもしれない。

 

それにしてもいつこの本を買ったのか、なぜ買ったのか全く思い出せない。とはいえ、ダウンロードしたシートは仕事で十分使えるようなものだったので、ちょっと棚から牡丹餅な気分である。

 

コロナ禍から1年以上の月日が流れ、会社の中の流れが少しずつ変わり始めている。まずは在宅勤務によりシステムが随分と整理され、使い勝手のよいプログラムも導入された。どの企業も同じかとは思うが、ポストコロナに向けての準備は進めていると思うが、海外などどのように動いていくのかも不安が残る。

 

ポストコロナの変化に対応するには、アントレプレナーが大きな役割を果たすのではないかと思う。特に社内での新規事業の立ち上げは、コロナが無くても先をしっかり見据え、精査しつつ、一歩一歩をしっかりと確認しながら進めていかなくてはならない。今まで以上にしっかりとした事業計画書が必要になるかもしれないわけで、こういった本を一つ持っていると便利かと思う。

 

既存のビジネスについても事業計画は必要で、在宅勤務の間もあれこれ指示が飛んでくるので書類作成作業に早速使ってみたいと思う。テンプレートは時短にもなるのでおススメ。