Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#271 憧れのアパルトマン滞在 at パリ!

 『フランスふらふら一人旅 パリ・アパルトマン生活編』にしうら染 著

パリのアパルトマンで3週間!

 

いやもう、無事に社会復帰できるのだろうかという心配でいっぱいのGW連休明け。きっと「会社や学校に好きな人が居る」とか「今やっているプランが上手く行っていてとにかく楽しくて仕方がない」という方ならば普段の日々が嬉しくて仕方ないのだろうが、そんな人はほんの一握りの恵まれた人たちだと言いたい。声を大にして言いたい。羨ましい!と。

 

さて、もう心がアンニュイすぎて何から手を付ければよいのかわからなかったのでマンガを読んだ。このGWですっかりマンガ好きになってしまっているが、この本は本当に買ってよかったかも。本書はKindle Unlimitedの対象なのだが私はGW前に購入していたので満を持しての読書である。著者の作品では台湾版を先に読んだ。

 


台湾も私の行きたい国ランキングの上位に位置しているのだが、パリも同様かなり上にいる。ホテル滞在ではなく、キッチンのある宿に滞在してできるだけ長く滞在するのが夢である。アパルトマンでもいいし、キッチン付きホテルでもよい。お金さえあれば使い勝手のよいキッチンのある宿で観光ビザ許容範囲ギリギリまで満喫したいという野望を持っている。

 

著者は2019年のコロナ禍前、3週間の予定でパリへ行った。日本語が通じるところでアパルトマンを手配し、CDGまでのお迎え付きで現地入りしている。もうそれだけで羨ましくてたまらない。そもそも3週間のお休みを取れることすら叶わないのだ。そして私はかつてCDGでスリにあったことがあり、パリは大好きだがすっかり空港恐怖症になってしまったため、次のパリ行きは絶対送り迎えを付けたいと思っている。

 

パリで3週間。やりたいことをいくつか考えてみると、やっぱりマルシェで美味しい食材を買って料理三昧、美味しいもの三昧を楽しみたい。ブランジュリーで出来立てのパンを買うのも夢だ。ショコラもあれこれ行きたいお店がある。調理器具の専門店にも行きたい。スーパーやデパ地下も外せないし、BIOショップも楽しみだ。フランスと言えば食だけではなくアートやファッションもある。ダメだ。3週間じゃ足りないぞ。

 

そもそも気になるものを食べ比べるだけでも数か月かかるはず。お土産にできるような食材ならば良いけれど、野菜などはやはり現地で食べなくてはならない。食材は余すことなくしっかり食べたいので計算してショッピングをし、数種の調理をしたとしても胃袋は一つ。そう大量に食べられるものではない。

 

ところで、私は普段家の近くのBio C’Bonによく行くのだが、この頃はコロナの影響下のせいかフランスからの食材の量が減っているように思う。日本ではAEONが経営しており、生鮮食品は国産のオーガニックものがたくさん入っているが、加工食品にはフランス産のものが多い。

 

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Picardという冷凍食品専門店が並んでいる店舗が多く、こちらも便利でおススメ。

そもそもMonoprixなどの普通のスーパーでもBIO商品は大量にある。デザインも素敵だし、化粧品なども日本よりもお安くあれもこれもと迷ってしまうほどだ。Bio C’Bonはほとんどの製品がBIOで安心感も高いはず。それにしても豆乳の売れ行きには毎度驚く。

 

すぐにでも旅行プランを立てたくなるのだが、コロナだけではなく昨今もう一つ気になることがある。世に言うBLMだ。これはあくまでも個人の意見なのだが、アジア系だって差別の対象になっている。BLMイシューでアジア系への差別が拡大しているのではないかという不安、こればかりは対処の仕様がなく社会へ対する高まった不満へのはけ口となっている可能性もあるだけに以前以上に気を付ける必要があるように思う。

 

コロナ前でも小さな差別はあった。差別を体験するとかなり怖気づいてしまい旅行どころではない。

 

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 ポストコロナでこれがどのように変化するのだろうか。

 

とはいえ、パリには抗えない魅力があるのだ。いつか必ず!という気持ちを蓄えつつ、着々と綿密な計画を練っておきたい。そして一日も早く世界が平和になるように祈らずにはいられない。