Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#199 ワークライフバランスを改善!←大きな目標の前にまずは時短から!マウスなしで効率化につながるといいな

『脱マウス最速仕事術』森新 著

キーボードを使って作業効率を上げる方法を紹介。

 

 

先週新しいパソコンが到着し、意気揚々と使い始めているのだが困ったことが2つある。ひとつは日本語キーボードに慣れていないのでミスタッチが多い。今までずっとUSキーボードを使って来た。日本語キーボードを使うのは本当に久々で@マークの位置や記号キーがどこにあるのかわからない。昨日は「’(アポストロフィ)」の位置がわからなくて延々探していた。慣れるまでに時間がかかりそうで、まだまだ自分の物という気がしない。そしてもう一つがマウス問題。まだ仕事をすっかり新PCに移行したわけではないので旧PCを使わざるを得ない。一つしかマウスを持っていないので今使っている無線のものを新PC用、新しく有線のものを購入したのでそれを旧PC用とし到着を待っているところだ。出張の時などもよくあるのだが、マウスを使わずに作業することがある。マウスだけだとどうも肩が凝がこって仕方がない。

 

ということで、ずいぶん前に購入したこの本のことを思い出した。そもそも私はExcelがあまり得意ではない。そこでオフィスの技を詰め込んだ書籍もいくつか購入してあるのだが、まずは時短を目指してマウス無く作業ができるようにならねば、と思ったわけである。

 

この本はそんな私のような初心者ではないけれどショートカットなんてそんなにたくさん使ってませんよという人に丁度良いと思う。ショートカットキーは何となく裏技っぽくってかっこいいと思う。使えると使えないでは効率の差も歴然だが、仕事できるアピール感にも大きな意味があると思う。なんとなく「できる自分」に慣れたような心地よさがある。まあ、ゲームと一緒かなという気もするのだがこれがなかなか身についていなかった。ショートカットを検索しては便利なものを覚えるのだが、その時限りで忘れてしまったり、これはすごいと思っても自分の作業の中ではなかなかお目見えしないものもあった。

 

ショートカットも使わないと忘れてしまうし、こんなものある!あんなものもある!と知らない知識もあるわけで、このように一冊にまとまっているのは大変ありがたい。巻頭にキーボードの画があり、そこにどのキーとどのキーを押せばこんなことができるというのが書き込まれているのだが、これを見ながら読み進めるとより一層覚えやすい。

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一番良かったのは「Ctrl」や「Fn」「Alt」「Shift」の役割の説明だった。これらが何のためのもので、他のキーと組み合わさることで起きる動作について理解できたことだろうと思う。

 

Ctrlは一番前の面に出ているものを、Altも同様に一番前の面に出ているものを動かすがそのアプリのボタン操作に、ShiftとFnは1つのキーの動作の上下を切り替えるときに使い、追加で別のキーを組み合わせることで動く画面や場所が異なる。

 

この上の図だけでも大変役に立つと思うが、文章を読んだほうが断然頭に残ると思う。ただ、すでに詳しい人にはこの本1冊で大幅な時短が見込めるとは思えない。むしろ検索すればすぐに見つかる内容なのだが説明の文章が丁寧なうえにどうしてこうなるのかの理由付けがあるので私にはもってこいの一冊だった。

 

さて、これで肩凝りが解消されるだろうか。まだマウスに頼る方が楽ではあるが、そのうちにショートカットを上手に用いることで作業が楽になればと思う。まずは練習あれ!