#150 見せる収納の便利性を取るか、見せない収納のシンプルさを取るか迷います
無印良品の商品を上手に使って片付けしよう。
そろそろ大掃除しなくては!と思っていた時に299円とお買い得になっていたので購入してみた。
無印の家具を利用している人ならばサイズもピッタリで参考になるものが多いかと思う。あとはばらつきが気になるものを上手に収納する方法は使えると思う。ただ、無印じゃなくても良いのでは?と思えるものもいくつかあった。
個人的な好みの問題かもしれないが、見せる収納があまり好きではない。どちらかというとテーブルや棚の上には何もない状態がスッキリで良いと思う。この本は見せる収納を極めたい人には良いと思う。
あとポリプロピレン素材のもの。
これが私の中では悩みどころ。できればプラスチックのものは使いたくない。なので見えないところでは利用しているのだけれど、「見せる収納」として多用する場合についてどうするべきか考えている。本書の写真を見る限り、好みを優先するならばやっぱり見えないところに置きたいなと思うのだけれど、実際に利用することを考えると便利さを優先させるべきかもしれない。
無印良品は行く度に新しい発見があってついつい買い足してしまう。「ああ、あれはこういう使い方か!」といろいろな案に拍手を送りたい。強いて言えば、無印の商品を使った片付けやインテリアの本はいくつかあるが、最近ちょっと似てきているなと思うことがある。全国どこでも無印の店舗はあるし、各家庭にあるものも似通っているのでどうしても同じスタイルになってしまうのかもしれない。とりわけ見せる収納となると使っている器が同じなので、オリジナリティが出しにくくなってしまう。
ただ無印の掃除グッズも収納グッズも便利なものが多すぎるのでやっぱり買ってしまうし、使ってみて便利なので買い足してしまうから、やっぱり自分の部屋も雑誌の1ページにそっくりになり、まるで自分の部屋がいつの間にか掲載されていたかのような錯覚に陥る。検索すればいろいろなアイデアが何万件もヒットしてくるほどの人気ブランドなので便利さはすでに保証されている。
海外に住んでいた時、人生で一番無印製品を買ったかもしれない。食器や雑貨など、安心感が桁違いだったし、少し高くても自分が理解して使えるものが手に入るというのは一番のメリットだった。シンプルなデザインで統一できるのも嬉しかったし、文具に至ってはどれも便利でありがたかった。
なんだかんだと無印を愛用しており、今やなくてはならないブランドであるが、住居美を作るにあたりうまくグッズを配置することから学ばなくてはと再認識。