#181 大掃除、まずは本棚から始めます
『やみつきバズレシピ』リュウジ 著
仕事納めまであとひと踏ん張りという人もいれば、今日から休みに突入という方もいらっしゃると思う。残すところあと4日。今年のうちに済ませておきたいことをあれこれ考えたのだが、一番は何と言っても大掃除。今年の汚れ、今年のうちに!というわけなのだが、例年大掃除なるものを年末に行っていない気がする。丁寧に掃除するようにはしているけれど、大掛かりな「断捨離」的なことは季節の変わり目に行うことが多い気がする。とはいえ、そろそろ本棚から書籍があふれ出し方々へ浸食し始めている現状をどうにかしなくてはならない。重い腰をあげ、まずはしばらく読んでいない料理本をチェックすることにした。
全く覚えていないのだが、リュウジさんの書籍を一気に3冊購入していた。そして購入した時にさらっと読んではいるし3冊もあるのだから何か一つくらい作っていてもよさそうなはずなのに、なぜか全くもって記憶にないのはなぜだろう。多分緊急事態宣言の頃に買ったような気がするのだけれど、印象として「この方のレシピは育ちざかり、もしくは食欲旺盛な男子メニュー」というイメージが強く残っていたせいかもしれない。そのイメージに変に引きずられてしまっていた可能性が高いのだが、いざ読んでみるとなぜそんなイメージを?と自問自答したくなるレシピがほとんどだった。
まず、この「やみつき」のレシピだが、表紙は「無限湯通しキャベツ」で色も鮮やかだしとてもおいしそう。レシピも簡単で、千切りしたキャベツ(1/4玉)に熱湯をかけしっかりと水切りし、シラス(25g)とごま油(大1)とうまみ調味料(小1/3)とお好みで胡椒を入れてあえるだけ。こんなに簡単なレシピだというのに、なぜ作らなかったのだろう。
他にも気になるものは山とあった。「まるごとニンジンの食べープ」は大好きなニンジンをまるまる食べられる上に手軽に作れる。大根のから揚げや、チキンのメニューなども簡単なうえに老若男女が好みそうなものが多い。
日ごろ常備している食材で作れそうなものも多いし、この1冊の中で材料も上手に使い切ることができると思うので節約にも効果的な気がした。ただ、居酒屋の創作メニュー風なものが多いことと、海外では再現しにくいものがあるので注意。
処分するかどうか迷ったが、ひとまず置いておくことにしよう。