Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#744 しっかり燃える栄養を!~「40kgやせ ちゃんと食べて生まれ変わるダイエット」

『マンガで卒デブ 40kgやせ ちゃんと食べて生まれ変わるダイエット』比嘉直子 著

貧血対策です。

 

食費を計算していて、この頃あれこれ高くなったなとメニューについて考える。昼は基本的に弁当を持っていくのだが、この頃は江戸の人のように「おにぎりとお茶とみそ汁でいいわ」と手軽に食べられるものならなんでもよい状態になっていたのだが、この頃体力が続かなくなり「やっぱりタンパク質って大事ね」と実感した次第。

 

そもそも、そんなに肉が好きなわけではない。加えて1日の摂取量だってそう多い方ではないと思う。特に仕事の合間に食べるランチは「時短」が一番のテーマになっているので、おにぎりやパンなどの炭水化物が殆どだ。あまり好んで食べない肉の代わりにどんなメニューがあるのかな?とKindle Unlimitedで読める作品を検索してみたところ、関連書籍のほとんどが「糖質オフ」をテーマとするダイエット本だった。

 

本書はマンガなので気分転換にもなりそうだなと早速読んでみることに。効率的なダイエットは「食べる量」ではなく、「食べる内容」ということがよくわかる1冊だった。結局、エネルギーとして燃やされにくいものではなく、しっかりと体を動かす燃料となるようなものを食べなさい!ということと理解した。ボイラーの例に例えるとわかりやすい。ボイラーの中に燃料を入れるとしよう。薪だの、チップだのを入れれば火が付き赤々と燃える。しかし、炭の燃えさしを入れても火が大きく燃えることはない。

 

ごはんやパンなどの糖質はなかなか燃えにくい燃料らしく、肉や卵、チーズなどのタンパク質を摂取することを推奨しているのだが、その肉が苦手な人はどうすべき?しかし、野菜と組み合わせればおいしいものもあるはずだ!と、本書のレシピで2つだけ気になったものを試してみることにした。

 

まず、茄子。これは茄子が好きなので食べてみたいと思った逸品。葱と生姜で豚肉も美味しく食べられそうな予感。

 

 

肉の中でも鶏肉は割と平気なので、これもいけるかな?アボカドと鶏肉という組み合わせも面白く、炒めた食材にバターとアボカドを加えるというアレンジ、ほかにも使えそう。

 

 

こう雨が降ったり、いきなり暑くなったりの季節は低気圧のせいか頭が痛いしふらふらするしと体調すぐれないことこの上ない。今月は意図的に糖質オフで体力をつけてることにしよう。

 

個人的には加工されたものよりも、動物にしても野菜にしても命を分け与えてくれる全ての食材をそのままの形で、無駄なくおいしく頂くならば全て体の糧になると考えている。お米やさつまいもやかぼちゃも、適量を食べれば力になるはず。豊かな世の中になり、そのバランスが崩れたことから、体力低下やメタボリックが生まれたのではないだろうか。

 

普段食べない組み合わせは料理のヒントにもなり楽しい限り。特に著者は沖縄在住ということで食材のお話が面白かった。