Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#720 新年度の豊富:今年こそお仕事がんばる~「 図解コンサル一年目が学ぶこと」

『図解コンサル一年目が学ぶこと』大石哲之 著

図解。

 

 

新年度のはじまり。3月の出張中に読んだ書籍を順に記していく予定だったのだが、この頃なぜか時間の余裕がなかなか取れず。そうこうしているうちに4月に入り、記録のカレンダーも4月に合わせることにした。

 

さて、本日は入学・入社式などで華々しい一日を迎える方には心からおめでとうございますをお伝えしたい。そんなフレッシャーズの姿を見、大人は初心に帰る良いきっかけを得られている。年始の1月や新年度の4月は何か新しいことを始めるにも最適で、「もう一度語学の勉強を始めたい」とか「資格の勉強をがんばる」などなど、数多くのチャレンジが待っている。

 

さて、もう社会にどっぷりつかっている私、この2023年度にこれだけは!と決めたことがある。すべて仕事関連の話なのだが、

  • 仕事術に関する書籍を100冊読む
  • 語学の勉強を再開する
  • 毎月5つAudibleで聴講する

今年、あれこれ仕事の山場といいますか、ちょっぴり責任のある立場での仕事が増えることになった。スーパーマン先輩の後を追いかける日々が続いているが、これを機にしっかりと独り立ちしなくてはと意を強固に4月を迎えたわけである。

 

一から再スタートの気持ちで、学びをどんどん深めたい。そもそも、フレッシャーズの書籍なんて知ってることばかりだぜ!というのは間違っている。時代の進歩はものすごく早く、3年前、5年前の仕事術ですらもう「古い」と思わせるものが沢山ある。今出ているフレッシャーズの書籍は、今の次代に合わせた内容となっているため、私たちが社会に出た時代には無かった内容があってもおかしくはない。というか、今の潮流を知らずして仕事ができるはずもないので、仕事関連の書籍をガシガシ読む4月にするつもり。数年前のお仕事ハック、今や常識になってたりしますしね。

 

さて、以前にAudibleで聞いてモチベのあがった一冊、「図解」があることを知った。

 

 

何度か触れたが、私はものすごく要領が悪く、物事を判断する基礎が無い。だから話せばまとまっていないし、資料も結論が見えず、営業先でも「いつもお元気そうですね」以外の誉め言葉を受けたことがない。山のように積もった仕事を淡々と日々こなすばかりだが、そろそろこれではいかん!と何よりも自分が一番わかっているし、焦ってもいるのです。

 

そこで、近くにいるメンター的な存在を見習い、自力で解決していくことにした。そもそも仕事は自分の責任範囲を認識しなくてはなかなか伸びることはない。加えて言えば、毎日ゆるーくだるーく過ごすだけの人を目指すならば、最も回避すべきは「責任のある仕事」であり、一切の決定権を放棄すべきだ。しかし、仕事というのはやり始めると高みを目指したくなるのではないだろうか。何かのプロジェクトが上手くいった瞬間や、業績によい影響があったなどの実績が伴うことで、もっともっと!とがんばりたくなる。

 

しかし、今の私のように処理能力に欠け、積もった業務をこなすだけ(しかも全く減らないからやる気も減少)となると、モチベもどんどん下がり憂鬱に支配されてしまう。それを改善できそう!と思った書籍が上の一冊で、本書はその内容を図解と言う形で簡単に説明している。

 

これは「仮説思考」についての説明の中の図である。実は、図解とはいいながらも、書籍内の内容をイラストで説明しているに過ぎない。これは全くもって好みの問題だが、図解版はもっとぎゅっと凝縮しつつ、わかりやすくイラスト入れて説明しているバージョン、書籍は本書よりは少し固め、Audibleはそれを耳から学ぶ、というコンセプトになっている。個人的にはこの本もアリだ。ただ、フレッシャーズは本でしっかり学んだ方が良いだろう。どちらかというと復習資料に向いている。

 

今年は桜の開花が早かったせいかすでに葉桜となっている所もあるかもしれないが、それがまた思い出になるんだろうなあ。4月のスタート、心機一転がんばりましょう。