Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#651 何事も計画は大切です~「おしゃれな20人の年間クローゼット計画」

『おしゃれな20人の年間クローゼット計画』天然生活 

少ない服での暮らし。

 

今回1度目の出張は5泊、2度目の出張は8泊だった。荷造りが苦手で「もしも」に備えて常にカバンの中はパンパンだ。ただこの頃はガラクタの処分を目指しているのでかなり手持ちの荷物が減ってきている。洋服を処分してからというもの、日々の服選びもシンプルになったように感じている。

 

よって旅の荷造りも比較的コンパクトになってきてはいるのだが、お土産だの頼まれたものなどを共にパッキングすると一つのスーツケースでは収まらない。ここに仕事用のサンプルなども加わるとスーツケース2つで渡航しなくてはならないこともある。自分の荷物だけであれば8泊分でも機内持ち込みのスーツケースで足りる用になったのはちょっぴり嬉しい。冬の荷物でこの分量なので夏になればもう少し余裕ができるかも。

 

でも、もっと減らしたい、いやクローゼットをグレードアップしたい気持ちがこの出張中にぐんと大きくなった。というのも、その国によって流行というのはそれぞれ異なるが、いざ外に出てみると「素敵だな」と思わず目で追ってしまうような方がたくさんおり、自分が好きだと思えるファッションについての感性が磨かれてしまったからだ。

 

とはいえ、新しい服を購入してクローゼットの肥やしにするつもりはない。どうにかして減らしたいなとKindleの中を何気なく見つめていたら本書があった。

 

本書は20人のクローゼットとその季節ごとの着回しが紹介されている。

この小さなクローゼットで1年を越せるなんて驚きなのだが、私の目指すところはまさにこのくらい量にダウンサイズさせることだ。となると、何をどのくらいのボリュームで持っているべきかがテーマとなる。

 

温かい所で暮らしているのなら、冬服もボリューミーにはならないだろうけれど、ダウンなどなど嵩張る冬服はみなさんあまりお持ちでないようだ。重ね着orマフラーなどのアイテムを多用して温かさを演出しておられる。 

 

いずれにしても少ない服で1年を補うには、重ね着を想定して購入する必要があるのかもしれない。それには素材などに気を遣う必要もあり、半袖の中に長袖を重ね着できるような対応も考える必要がありそうだ。

 

さて、ここまで読んではたと困ったことが起きた。私が求めているワードローブはある程度のフォーマルさがあることで、出張前であれば上の写真でも「フォーマルいける」と思っていたことだろう。しかし海外目線で見ると、この頃の日本の雑誌に出ているようなお洋服は体系カバーをメインにしているのか、ものすごく重く寸胴に見えるのだ。着丈が長く、絶対にくびれはみせない!くらいの気合が見える。だから海外で見かける日本人女性は服装で「あ、同胞よ!」とすぐに見分けがついた。今まで全くそんなこと考えたこともなかったのだが、細く小柄な日本女性がどーんと長めのコートに丈の長いワイドパンツを着ているととにかく重い!!!ビジネスの上ではフットワーク重そう!な印象を与えてしまうのは本意ではないので、少し研究が必要だと感じるようになった。

 

一先ず、これから私が目指すべき所はカジュアルよりはフォーマルであることが見えてきた。そしてボリューム持たせるのは上半身か下半身かのどちらかに絞ること。ベルトも上手に使えるようにならねば。

 

と、来年こそはワードローブをしっかり切り替えるつもりである。