『マンガでわかる年収400万円からのライフシフト2』
マンガバージョン。
週末にスーパーに行き、ブラックフライデーのセールであることを知った。なに、それではAmazonもセールをやるのでは?とさっそくチェックしていて見つけた1冊がこちら。ブラックフライデーとは関係なく、こちらはKindle Unlimitedで読める作品だったので早速読んでみる。
セールが楽しみでならないのだが、この頃は会社の帰りに寄り道したり、休みの日に外に出るのが億劫でついネットショップに頼りがちだ。店頭ではきっと買うことがないものでも、ネットで見てるとものすごく欲しい、いや絶対に必要!くらいの熱量に変換されてしまい注意が必要なのだが、年末に読む用の本のセールはぜひぜひ積極的に参戦したい。
さて、本書。こちらはこの頃何かと話題になっていた書籍のマンガ版である。主人公の浦床一心は元ボクサーだが、大成を果たせず早々に引退することとなった。今は40代を過ぎ、廃棄物処理の施設で働いている。二人の子供に恵まれるが、先々のことが不安に感じる日々が続いている。
そこへ勤め先の社長の親戚が会社に入社することになり、ライフシフトの概念を語るようになる。
人生設計について、今では医療の進歩などもあり江戸時代は60台で長生きと言われていたが、今や100を超える人たちも多い。定年は60歳と言うが、それでは残りの40年をどう過ごしていくべきかという大きな問題が残る。
それを指南するのがライフシフトだ。次々と時代に合わせて学び、経験値を生かして次のステージへと移行するような生き方と言えるだろう。ものすごく単純に考えて、20~30台で子供を産むとしよう。親世代が100歳の時、子は70~80台である可能性もあるわけで、老後のことなどを考えるとどんより気分が重くなるばかりだ。
それをもう少し前向きに積極的に!というのがライフシフトで、このマンガはそれをものすごく凝縮して説明するような内容になっている。タイトルにある400万円からというのは正直あまりピンと来なかったのだが、軸は経験値を生かして、周りにコネクトし、新しい仕事を作っていく。ライフスタイルに合わせた働き方を生み出していく。投資をする、こんな感じだろうか。
マンガでは物足りなかったので、本書を読んでみたい気分になった。年末年始、読んでみようかな。