Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#264 憧れの波佐見が舞台!

 『青の花 器の森』小玉ユキ 著

波佐見で陶器を作る人たち。

青の花 器の森(1) (フラワーコミックスα)
 

 

ゴールデンウィークが待ち遠しすぎて精一杯の力を振り絞って生きている感じ。こんな時はマンガを読もうとこちらを読み始めた。GWに読みたいとチェックしていた作品だ。

 

この作品は料理がテーマではなく、器がテーマ。主人公は波佐見で陶器に絵付けをしている。一つ一つ丁寧に柄を添えていく仕事だ。名前は青子という。そこへフィンランドで学んできたという男が波佐見にやってくる。秘密主義なのか、自分のことは全く語らない。しかしオーナーの指示で青子は何かとこの男性を気に掛ける。

 

絵付け師は白い陶器を見るとぱっと模様が浮かぶのだろうか。龍生がフィンランドで作った白い陶器を見ているだけでまるで青子の頭の中はまるでキャンバスを前にするかのように模様が浮かんでくる。が、誰もが絵付けを好むわけではない。青子は波佐見は分業で一つ一つ陶器を作り、絵付けも大切という。しかし龍生は無地が一番だと考えている。

 

ある日、青子が小さな一輪挿しを作ることを考えた。龍生がその形を作ったのだが、絵を付けるか付けないかでもめる。

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長年波佐見行きを夢見つつも、車が無いからと夢がかなわずにいる。いつか行きたいと思っていた時にちょうど波佐見の陶器作りがテーマのマンガと知り、ひとまず1巻目を買ってみた。作る過程を何となく垣間見れるけれど、1冊ではまだなんとなくその深さを伺い知ることができない。

 

現在7巻まで出ているそうだけれど、続きどうしようかな。迷う。