Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#259 料理マンガ、また一つ発見しました

にがくてあまい refrain 1』小林ユミヲ 著

おばあちゃんの住む地域に戻った真。 お隣さんの料理で元気を取り戻す。

 

料理の本をチェックしていた時におすすめで上がってきた1冊。良くチェックせずに一先ず1巻を読んでみようとまずはこちらを読んでみた。今はKindleであれば0円。読了後にチェックしてわかったことなのだが、この作品はもともと『にがくてあまい』という作品として13巻が出ており、その後半の作品がタイトルにrefrainとつくもののようだ。後半から読んで内容がわからなかったわけではないけれど、どうせなら作品順に読んだほうが楽しかったのかな?と感じるところが大きい。

 

教師の渚が暮らす古い長屋の大家さんには長く離れて暮らしていた孫娘がいた。その孫娘が地元に帰ってくることになり、渚の隣の空き部屋に入ることとなる。大家さんの娘は孫の高校の入学式の日に亡くなった。孫娘の真には父親はなく母の手で育てられたことよりも、母親がスナックで働いていたことからいじめにあい、母親をこれ以上ばかにさせるものかと勉強に力を入れた。良い成績であれば笑われることはない。がんばったおかげでレベルの高い高校へ入ったのだが、入学式を楽しみにしていた母親に「来ないで」と言ってしまったことを孫はいつまでも後悔している。

 

渚は大家さんに頼まれてこの孫に気を遣うようになるのだが、食で頑なな心を解いていくというストーリー。

 

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毎回終わりにレシピが付いてくる。

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野菜ふんだんなメニューが多いのが魅力。ただ、結構材料費かかるようなメニューがあったり、ベジタリアン風だとフードプロセッサーが必須だったりするので我が家ではなかなか取り入れにくいものが多かった。

 

料理のマンガはできるだけ読みたいと思っているので通して読んでみようかと悩み中。