Ku:nel 2019年 特別編集
パリでのスナップが豊富。
この頃食べ物、特にお菓子類やインスタント類を頂くことが増えた。本当にありがたいことなので、一つ一つおいしく頂こうと思っているのだが、これがなかなか減らない。今一番の問題は置く場所がない!ということ。デスクワークで余り動かないので1日1食食べれば良い方で、さらにgotoが始まってからはしっかり対策を取った上で地方出張を再開してもいるので輪をかけて家で食べる量が減っている。
問題はお菓子類である。今、彼らはひっそりと籠に入れられ部屋の片隅に積み上げられているのだが、本とは違ってお菓子には賞味期限があるわけだ。大急ぎで食べなくちゃいけないのはわかっているけれど、今食べるべきは栄養価の高いものであってお菓子を主食にするわけにはいかないというジレンマ。それなのにどんどんと増えていくので少し部屋の中を片付けて第二の保管場所を確保した。場所の確保をするにあたり、今雑誌を入れている籠を片付けたのだが、お片付けあるあるでやっぱり雑誌を読んでしまった。そして久々にこちらの本を見て「ああ、そうだ。これだこれだ。」と秋冬のファッション問題についてしばし考えるきっかけとなった。
この本は2019年の9月に出た本で、パリジェンヌというかパリのマダムの着こなしのスナップや自宅の台所紹介のような記事があってとても楽しい1冊となっている。しかも今ならKindle Unlimitedで無料で読めるというお得な雑誌である。
主に見ているのは靴、バッグ、アクセサリー、ヘアスタイルそして色使いなのだが、要はその時その時で全体バランスの中でも取り入れられそうなところを憧れとともに見ているという感じ。
やはりパリは有名メゾンのものを上手に取り入れておられる方が多く、バッグのブランド名なんかがどーんと目立つような着こなしは見られない。そして新しいデザインよりも、長く愛用してる感のある自分の一部となったようなグッズも素敵。
最近グレイヘアが話題になっているせいか、この本にもグレイヘアの記事がある。とはいっても欧米人と東洋人では髪質も違うので参考になるのかな?とは思うけれど、見ていると「ああ、こんな風に歳を取りたい」と思えるスナップがいくつもあった。でももともとブロンドの人がグレーになっていく過程での白髪はそんなに目立たないような気がするけれど、ブラックやブルネットの人なら目立つだろうなーと思ったりも。
お菓子場所確保のためのお掃除だったが、久々に読むとかなり刺激になった。そして憧れの島田順子さん!いつ拝見してもお素敵です。