Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#075 ご家庭のお料理のコツや秘伝?の技がたっぷりな漫画といえば

『あたりまえのぜひたく。』 きくち正太 著

お料理好きな秋田出身の漫画家先生の日々のお料理の話。

 

あたりまえのぜひたく。 (一般書籍)

あたりまえのぜひたく。 (一般書籍)

 

 

連日の雨続きのせいか、体調がぱっとしない。南九州は梅雨明けとのことだが、関東は7月中の梅雨明けは期待薄で記録的な長さに到達する可能性もあるとのことだ。今日で梅雨入り50日目と聞き、体がだるいのはやっぱり天候のせいかと思った。

 

ヨーロッパは日本よりも緯度がずいぶん北にあるということにかつて随分驚いたことがある。スペインあたりなど年中夏に近いようなイメージがあるのに、緯度は北海道とそんなに変わらない。地図で見ると東京はなんと北アフリカと緯度的に近く更に驚いたものだ。今私たちが経験している長い梅雨(+コロナ)は、ヨーロッパの人が夏を待ちわびるような気持ちと変わらないのかもしれない。

 

気持ちがなんとも重くなる時にはやっぱり漫画だ!と久々に読んでみた。主人公は漫画家とその奥様、そして編集担当者である。主人公の漫画家=実際の本当の著者の普段の生活ならば、著者はプロ並みの料理の腕である。そして奥様もお料理上手でいらっしゃる。

 

この1巻目には9つのお話があるのだが、1話目のカレーそばのお話からもう引き込まれてしまった。おうちで簡単においしいものを作るこつを余すことなく紹介してくれている上に、キャラクターが面白いのでより一層引き込まれてしまう。そもそもカレーに合わせる麺といえば私は真っ先にうどんを思い浮かべるのだが、きくち家ではお蕎麦とのこと。

f:id:Dahliasbook:20200730070122j:plain

材料も簡単だし、15分あればできるメニューなので夏休みにはもってこいかも。

 

このシリーズは現在4作出ているのだが、最新刊をまだ購入していなかった。週末にでもゆっくり読みたいと思う。