Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#015 お菓子の名前に惹かれて読んでみた

 唐突ですがこのお菓子、ご存じですか?

 

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りんごのお菓子、タルト・タタンです。小さい頃はフルーツがメインのスイーツがあまり好きではなかったのですが、大人になってからはリンゴやナシ、あとはレモンのタルトやパイが大好きになりました。ヨーロッパのスイーツは見た目もボリュームがあって満足感が高いですよね。あと日本の洋菓子のように生クリームよりはカスタードだったりジャムだったりを多く使うのもいいですね。

 

タイトルのせいでしょうか、ずっとこの本が気になっていたのです。在宅勤務で時間に余裕があるうちに読んでしまおう!と、Kindle版を購入。

タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)

タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)

  • 作者:近藤 史恵
  • 発売日: 2014/04/27
  • メディア: 文庫
 

 

どんな話かな?とワクワクしながら読みました。

都内のどこかにある<ビストロ・パ・マル>が物語の舞台です。こちらのビストロにはフランス帰りの料理長と副料理長、そしてソムリエール(女性のソムリエ)とギャルソンの4名で切り盛りするフランス家庭料理のお店です。

 

各章のタイトルにはテーマとなる食べ物が入っています。お客様が運んできたその食べ物に関わる謎を<パ・マル>のスタッフが解明していく!という内容です。

 

実は、タルト・タタンの謎解き、私はちょっとわかっちゃいました。レシピがわかると謎が解けるようになっている!というのがヒントです。

 


Tarte Tatin Recipe - Caramel Apple Tart りんごたっぷりの本格タルトタタンの作り方

 

ちなみにこちらは本当に本当にいつもレシピを参考にさせていただいておりますえもじょわさんのタルトタタンのレシピ。敬愛中です!

 

謎解きとは言っても、殺人だったり事件度の高いものではありませんので推理小説マニアさんには物足りないかも。どちらかというと、お料理のなぞを知りたい方向きかな。