Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

#010 夏服を購入する前に自分に何が必要なのかをチェックしてみた

そろそろ半袖出しておかなくちゃ!なお天気となってきましたね。ゴールデンウィークの間に出しておけばよかったのですが、今年は在宅勤務が続いているせいでしょうか。服装に気が回らずに気が付けば5月も中盤に差し掛かろうとしています。

 

昨年、思い切って夏服を断捨離しました。ワードローブの半分以上を処分したと思います。どうせ会社の行き来だけだしとプチプラのものをいくつも買っていたのですが、消耗品としての洋服ではなく大切に長く着られるような素材と縫製の良い本当に気に入ったものだけを買おう!と決めたのです。

 

年齢的にもちゃんとした身なりが必要になってきました。「人を外見で判断してはいけません」とは言いますが、ビジネスで初めてお会いする人はどう考えてもまずは外見で相手をチェックせざるを得ないと思います。ぐだぐだのシャツに皺だらけのジャケットで登場されて「はじめまして。今日はこれこれの件で~」と話をされたとしても、なんだか怪しいぞと思うのではないでしょうか。メイクとか髪とか、もともとの素材の都合もありますので「せめて服でカバーせねば!!!」と切実なわけです。

 

特に外国人の方と接することもある場合、相手がぱりっとしたスーツやワンピースで登場されることも多く、私もそれなりの恰好をせねば…と思う場面が何度かありました。

 

ということで、まずは夏服を買う前に少し予習をしようかしら!とこちらを購入。久々のKindleで購入です。

 

 

ファッションと美容に関しては私はフランス人の書いた本やフランスを分析した本を手に取ることが多いです。この本の作者はアメリカ人でフランスで生活していた経験を通してのTipを語っておられます。そういう意味では『フランス人は10着しか服を持たない 』と似ているかもしれませんね。

 

幻冬舎のホームページによりますと、著者のTish Jettさんという方は

ファッション・ジャーナリスト。ニューヨーク・デイリーニューズ紙やデトロイト・フリープレス紙の編集者、ウィメンズ・ウェア・デイリー誌のミッドウエスト支社編集長を経て、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙ファッション担当編集者として渡仏。シカゴ・トリビューン紙パリ特派員、エル誌アメリカ版編集部がパリにあった時代の最後の編集者を務める。フランス人男性と結婚し、フランス在住。

 という方なんだそうです。Elleアメリカ版の最後のパリ編集長とはすごそうだ!

 

内容ですが、ファッションというよりは身だしなみに近い内容でした。例えば肌の状態を維持する方法とか、メイクやヘアケアの方法とか。

 

正直申し上げて、ちょっとありきたりの内容のような気もしました。とくに美容に関してはむしろ今は情報過多ですし、新しい化粧品が出るたびにたくさんのおすすめ情報が手に入ります。

 

ですが、生活の中で凛とした美しさを保つための美意識については、フランス人の当たり前とは何かを語ることのできる外国人(この本の場合はアメリカ人)の視線からのアプローチのほうが納得できるものが多いです。とくにこの頃はアクセサリーをどうするかについても悩んでいたのでヒントとなるお話があってラッキーでした。

 

フランス女性のエレガンスについての本は定期的に読みたいなと思っています。在宅期間中にまたいくつか読み直してみたいと思います。