Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

#527 香り立つような小説でGWをスタート~「花を呑む」

『花を呑む』あさのあつこ 著 弥勒の月シリーズ第7弾。 花を呑む (光文社時代小説文庫) 作者:あつこ, あさの 光文社 Amazon 待ちに待ったゴールデンウィーク、曇り空でも気分は爽快。カレンダー的には5/2と5/6が平日となるが、有休を取得して10連休という人…

#526 そんな、急に英語で会議とか言われても!!~「英語のWeb会議 直前3時間の技術」

『英語のWeb会議 直前3時間の技術』柴山かつの 著 Zoomなどを使ったオンライン会議のための英語。 [音声DL]英語のWeb会議 直前3時間の技術 「しごとのミニマム英語」シリーズ 作者:柴山かつの アルク Amazon 連休前最後の出勤日、そして4月最後の営業日の本…

#525 時代小説「あるある」のワナに落ちました😢~「鬼を待つ」

『鬼を待つ』あさのあつこ 著 弥勒の月シリーズ、第9弾。 鬼を待つ (光文社文庫 あ 46-12 光文社時代小説文庫) 作者:あさのあつこ 光文社 Amazon 週末ゆっくりというか、ぼんやりしすぎていたせいだろうか。なんとなく今週は力が入らない。すでに5月病の気配…

#524 隠し味を当てる楽しみ~「口福のレシピ」

『口福のレシピ』原田ひ香 著 引き継がれたレシピ。 口福のレシピ 作者:原田ひ香 小学館 Amazon ゴールデンウィークが近づいてきたので、あれこれ何をやろうかなーと考えている。ゆっくり時間が取れるタイミングでやっておきたいことと言えば、大掃除と衣替…

#523 幸せの国を旅する~「未来国家ブータン」

『未来国家ブータン』高野秀行 著 雪男はいるのか!? 未来国家ブータン (集英社文庫) 作者:高野秀行 集英社 Amazon 週末は3回目の接種の後、久々に何もせずにぼんやりと本を読んだ。今まで運よく感染することなく過ごしているけど、今までのように旅行や外…

#522 働く同心妻!~「うちの旦那が甘ちゃんで」

『うちの旦那が甘ちゃんで』神楽坂 淳著 同心の妻が夫の仕事をサポート。 うちの旦那が甘ちゃんで (講談社文庫) 作者:神楽坂 淳 講談社 Amazon 実はこの頃、サブスクを少し整理しようと検討していたところへNetflix業績悪化のニュースがあった。まさにそのNe…

#521 京野菜以外にも関西由来の野菜ってたくさんあるんですね~「すかたん」

『すかたん』朝井まかて 著 大阪で野菜を扱う。 すかたん (講談社文庫) 作者:朝井まかて 講談社 Amazon 昨日読んだ本の余韻のせいか、朝井まかてさんの本を読続けて読みたい気分になった。 著者の時代小説は登場人物がどれも魅力的で、人柄自体が面白い。今…

#520 見送る側も、見送られる側も ~「銀の猫」

『銀の猫』朝井まかて 著 老いと向き合う江戸の人々。 銀の猫 (文春文庫) 作者:まかて, 朝井 文藝春秋 Amazon この頃すっかりネコ派になり、暇さえあれば子ネコ動画を見て喜んでいる。もともとは柴一択で「飼うなら絶対柴!」と思っていたはずなのに、ここ数…

#519 優しさに支えられる~「千年鬼」

『千年鬼』西條奈加 著 小鬼とお民。 千年鬼 (徳間文庫) 作者:西條 奈加 徳間書店 Amazon そろそろゴールデンウィークの過ごし方を考えているのだが、その前に実は3回目の接種を控えている。1日大事を取って休みを申請していはいるが、やっぱり家でゆったり…

#518 京都の街を歩きたい~「京大はんと甘いもん」

『京大はんと甘いもん』藤井清美 著 昭和初期の京都の町。 京大はんと甘いもん (角川書店単行本) 作者:藤井 清美 KADOKAWA Amazon 先週は夏の暑さになったかと思いきや、週末は冷たい雨となりなんとなく体の調子が整わない。 この週末はゆっくり体を休めよう…

#517 へいへい!にーん!~「フィンランド語は猫の言葉」

『フィンランド語は猫の言葉』稲垣美晴 著 70年代後半のヘルシンキ大学留学記。 フィンランド語は猫の言葉 (角川文庫) 作者:稲垣 美晴 KADOKAWA Amazon あっという間の出張も最終日となった。前半は夏のような陽気だったのに本日はどんより。 さて、これは…

#516 今一番食べたい肉~「海がみえる家 逆風」

『海が見える家 逆風』はらだみずき 著 南房総に嵐が来る。 海が見える家 逆風 (小学館文庫) 作者:はらだ みずき 小学館 Amazon 移動が多いと読書がはかどる。とはいえ、こんなに悠長に移動できるタイミングもそうないのでありがたく隙間時間を読書に割いて…

#515 へその緒のぬくもり~「つるかめ助産院」

『つるかめ助産院』小川糸 著 南の島でのこと。 つるかめ助産院 (集英社文庫) 作者:小川糸 集英社 Amazon 何とも言えない温かさが続いているが、それも今日までのことらしい。今週はあちこち移動しており、春らしさと夏らしさの両方を満喫している。 さて、…

#514 Iターンもいいな~「海がみえる家 それから」

『海がみえる家 それから』はらだみずき 著 南房総での生活の続き。 海が見える家 それから (小学館文庫) 作者:みずき, はらだ 小学館 Amazon 4月に入り、外出というか出張が増え始めた。移動時間が増えると本を読む時間も増えるのでありがたく読書に没頭し…

#513 すっかり初夏のようなお天気ですが~「雷桜」

『雷桜』宇江佐真理 著 山に生きた娘と城に生きる殿の人生。 雷桜 (角川文庫) 作者:宇江佐 真理 KADOKAWA Amazon 東京の桜は見ごろを終えたが、散る姿も美しかった。というより週末は夏のような陽気でそろそろ衣替えかなーと季節の移り変わりを楽しんでいる…

#512 江戸料理のあたたかさ~「まんぷく旅籠 朝日屋2」

『まんぷく旅籠 朝日屋2』高田在子 著 朝日屋に人が集まり始める。 まんぷく旅籠 朝日屋-なんきん餡と三角卵焼き (中公文庫 た 94-2 まんぷく旅籠朝日屋) 作者:高田 在子 中央公論新社 Amazon 読みながら、「これは一体…」と疑問を持ちつつも一先ず最後まで…

#511 読む順番、間違えました!~「まんぷく旅籠 朝日屋 1」

『まんぷく旅籠 朝日屋 1』高田在子 著 ちはるの新しい生き方。 まんぷく旅籠 朝日屋-ぱりとろ秋の包み揚げ (中公文庫 (た94-1)) 作者:高田 在子 中央公論新社 Amazon 小春日和が続いている今日この頃、温かさにぼーっとしてしまったのか本を読む順番を間違…

#510 ゴールデンウィークのことしか考えられません!~「海が見える家」

『海が見える家』はらだみずき著 長く疎遠であった父が暮らした街のこと。 海が見える家 (小学館文庫) 作者:はらだみずき 小学館 Amazon 4月になり街にはフレッシャーズが溢れているというのに、私はといえば月末のゴールデンウィークが待ち遠しくて仕方がな…

#509 久々に面白いファンタジーに出会いました~「雲神様の箱」

『雲神様の箱』円堂豆子 著 土雲の一族の神秘。 雲神様の箱 (角川文庫) 作者:円堂 豆子 KADOKAWA Amazon Kindle内にある未読本の中には1巻を買ってみて面白かったら続きを読もうとバラバラとシリーズの1作目だけが存在している。とにかく目についた作品から…

#508 読書のお供に和菓子が欲しい!~「お江戸甘味処 谷中はつねや 3」

『思い出菓子市』倉阪鬼一郎 著 次はお菓子市。 思い出菓子市 お江戸甘味処 谷中はつねや (幻冬舎時代小説文庫) 作者:倉阪 鬼一郎 幻冬舎 Amazon 週休3日制にならんかな、と淡い夢を抱いている今日この頃。たった2日の休みでは家のことをやっているだけであ…

#507 浅草も今は桜の時期ですね~「江戸は浅草 4」

『江戸は浅草 4』知野みさき 著 六軒長屋の真一郎の活躍。 江戸は浅草4 冬青灯籠 (講談社文庫) 作者:知野 みさき 講談社 Amazon 2022年春の新年度のはじまり、早いものです。あいにくの雨でスタートとなった関東だが、桜は満開。よき1年となりますように。 …