Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

#506 オーブンとかカフェとか~「お江戸甘味処 谷中はつねや 2」

『腕くらべ』倉阪鬼一郎 著 はつねや、2巻目。 腕くらべ お江戸甘味処 谷中はつねや (幻冬舎時代小説文庫) 作者:倉阪鬼一郎 幻冬舎 Amazon 年度末の最終日。蔓延防止対策が明け、街に人も増え始めているところをみると、在宅勤務から通常勤務となった人も多…

#505 金太と銀太の友情~「本所おけら長屋18」

『本所おけら長屋 18』畠山健二 著 今回もとにかく面白い! 本所おけら長屋(十八) (PHP文芸文庫) 作者:畠山 健二 PHP研究所 Amazon ああ、やっとこの時期が来ましたね。この頃続編が出ることを楽しみに待っている作品がいくつかあるが、本シリーズもそのうち…

#504 太古の書を読みたくなります~「神様の御用人6」

『神様の御用人 6』浅葉なつ 著 穂乃香の兄、登場。 神様の御用人6 (メディアワークス文庫) 作者:浅葉 なつ KADOKAWA Amazon 都内は桜が満開で、家の近くの人気スペースもこれから人で賑わうことだろう。とはいえ、感染者増加のニュースもあるので気を付け…

#503 ある意味才能(笑)~ 無能の鷹

『無能の鷹 1』はんざき朝未 著 鷹野、できる風。 無能の鷹(1) (Kissコミックス) 作者:はんざき朝未 講談社 Amazon 週末、Amazonで新生活のキャンペーンの中身を見ていたら、本書が無料で読めたのでさっと読んでみた。 IT会社に転職した鶸田。転職の…

#502 地域に根差した百貨店~「幸腹な百貨店」

『幸腹な百貨店』秋川滝美 著 地方百貨店と街の復興のお話。 幸腹な百貨店 (講談社文庫) 作者:秋川 滝美 講談社 Amazon 蔓防も明け、年度末らしい忙しさとなって来た。都内の桜もそろそろ咲きほこる時期、早く落ち着いてゆっくり春を楽しみたい。 さて、著者…

#501 古事記のメジャーどころが数々登場~「神様の御用人 5」

『神様の御用人 5』浅葉なつ 著 有名どころの神様がたくさん。 神様の御用人5 (メディアワークス文庫) 作者:浅葉 なつ KADOKAWA Amazon やっぱり雨が降るとどうも頭が痛い。これも低気圧のせいだろうか。 この頃民俗学がテーマの本を続けて読み、そういえば…

#500 民俗学、再び~ 「鬼棲む国、出雲 古事記異聞」

『鬼棲む国、出雲 古事記異聞』高田崇史 著 鬼棲む国、出雲 古事記異聞 (講談社文庫) 作者:高田 崇史 講談社 Amazon 昨日の寒さのせいか頭痛が抜けない。今年に入り急に低気圧の影響をもろに感じるようになってきているのはなぜだろう。しかし、低気圧による…

#499 春からは英単語を覚えることに集中したい~「英単語鬼100則」

『英単語の鬼100則』安達洋 著 英単語のトリビア。 英単語の鬼100則 作者:安達 洋 明日香出版社 Amazon 桜の情報もあり、そろそろ春本番。節目節目に毎年何らかの目標を立てるのだが、1月、4月というのはそんな時期になりやすい。しかし今年は4月になる前に…

#498 週休3日だったらいいのに ~「地に巣くう」

『地に巣くう』あさのあつこ 著 弥勒の月シリーズ、第6弾。 地に巣くう (光文社時代小説文庫) 作者:あつこ, あさの 光文社 Amazon このところ続けて読んでいる本作、やっと6弾目までを読み終えた。 本作は同心である信次郎が中心となっている。信次郎が常に…

#497 心を整えるためにキッチンをきれいにしよう~「別冊天然生活 暮らしを育てる台所」

『別冊天然生活 暮らしを育てる台所』 心落ち着くキッチン作り。 別冊天然生活 暮らしを育てる台所 (扶桑社ムック) 扶桑社 Amazon 昨日までの春のような温かさから一転した雨の東京。なんとなくアンニュイな気分になるがこのお休みで体調を整え、少し元気を…

#496 これからは民俗学の出番です ~「始まりの木」

『始まりの木』夏川草介 著 民俗学について。 始まりの木 作者:草介, 夏川 小学館 Amazon 昨夜の地震、皆様がご無事でいらっしゃることをお祈りしています。 私の住む地域は都内でも比較的揺れが少ないようで、キッチンのものが少しカタカタ揺れる音が聞こえ…

#495 見通す力が熱い!~「冬天の昴」

『冬天の昴』あさのあつこ 著 蜘蛛の巣のように絡まった事件を解く。 冬天の昴 (光文社時代小説文庫) 作者:あつこ, あさの 光文社 Amazon すっかり春めいた都内、日中はコートもいらない陽気だ。とはいえ、肌は痒いし鼻はムズムズ。 最近読んでいるこちら、…

#494 親分、旅にでる!~「東雲の途」

『東雲の途』あさのあつこ 著 遠野屋の生まれ故郷は何処。 東雲の途 (光文社時代小説文庫) 作者:あさの あつこ 光文社 Amazon このところ楽しく読んでいる弥勒の月シリーズ。本書は第4弾目。 独特な鋭さと直感で事件を視る同心、木暮信次郎とその叡智に魅せ…

#493 氷山の下にあるスキーマを育てたい ~「英語独習法」

『英語独習法』今井むつみ 著 英語を学ぶ方法。 英語独習法 (岩波新書) 作者:今井 むつみ 岩波書店 Amazon 週末、一気に温かくなりすっかり春の陽気だった。先週まではウールのコートを着ていたが今日から春のコートを着ている。スーパーに行けば鍋物用では…

#492 運の貯め方、使い方 ~「運転者」

『運転者』喜多川泰 著 不思議なタクシーの話。 運転者 未来を変える過去からの使者 作者:喜多川泰 ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 今朝のニュースを見ていたら、都内の桜の開花予想日がなんと来週末とのことだった。1年開けたばかりと思っていた…

#491 美文字の最高峰です ~ 「ふだんの美文字」

『ふだんの美文字』りさ 著 美しい字が書けますように。 ふだんの美文字【PDFダウンロード付き】 作者:りさ KADOKAWA Amazon この間のこと、手帳に書いたメモがどうにも解読できず、かなり焦った。急いでメモをとった電話番号だったのだが、シンプルな数…

#490 断捨離前に読むべきファッション本~「手持ちの服でなんとかなります」

『手持ちの服でなんとかなります』 杉山律子 著 コーディネートの基本を学ぶ。 手持ちの服でなんとかなります 作者:杉山 律子 サンマーク出版 Amazon 断捨離を始めるにあたり、一番困ったのは本、次が服、そして最後がキッチングッズだった。本はそれでも紙…

#489 直感と洞察力が研ぎ澄まされるようです~「木練柿」

『木練柿』あさのあつこ 著 弥勒の月シリーズ、第3弾。 木練柿 (光文社時代小説文庫) 作者:あさの あつこ 光文社 Amazon 3月に入り、外国人の入国緩和が実施されることになった。本当に本当に本当に!来日の必要がある方には一日も早く入国頂きたいところだ…

#488 そうか、すり抜けちゃいますよね!~「浮遊霊ブラジル」

『浮遊霊ブラジル』津村記久子 著 短編7篇。 浮遊霊ブラジル (文春文庫) 作者:記久子, 津村 文藝春秋 Amazon 3月最初の週末、東京は青空に恵まれ春めいた陽気だった。季節が変わり始めたなと感じるとなぜか聴きたくなる音楽にも変化がでる。ここ数年は春が近…

#487 日記のような昔の日々~「彼女の家計簿」

『彼女の家計簿』原田ひ香 著 昭和時代に綴られた家計簿。 彼女の家計簿 (光文社文庫) 作者:原田 ひ香 光文社 Amazon 以前によんだ著者の本はお金の使い方に関する小説だった。 こちらが大変ためになり、お金の使い方について考える良い機会を与えて頂いたこ…

#486 「意識の流れ」の江戸版?~「夜叉桜」

『夜叉桜』あさのあつこ 著 遠野屋の周辺でまた事件が。 夜叉桜 (光文社時代小説文庫) 作者:あさの あつこ 光文社 Amazon この間から読み始めた弥勒の月シリーズの2冊目。 2巻目も表紙のデザインがものすごく美しい。今回も同心の木暮信次郎は伊佐治親分と一…

#485 紛争を知る~ 「紛争でしたら八田まで」

『紛争でしたら八田まで』田素弘 著 世界の紛争についてマンガで触れる。 紛争でしたら八田まで(1) (モーニングコミックス) 作者:田素弘 講談社 Amazon 買わない買わないと言っていながら、つい無料につられて2冊をダウンロードしてしまった。現在7巻まで…

#484 マンガのレシピを作ってみよう~「にがくてあまい公式レシピ」

『にがくてあまい 公式レシピ』小林ユミヲ 著 マンガに出てくるベジ料理のレシピ本。 にがくてあまい公式レシピ 作者:小林ユミヲ 河出書房新社 Amazon コロナ禍以降、時間の感覚がゆるりと流れたり、あっという間だったり。22年もすでに3月とは早いものだ。 …