Dahlia's book log だりあの本棚

読書で得た喜びをここに記録として残します。 こんな本を読みましたという備忘録として。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

#483 日本の商いに見る思い~ 「あきない世傳 金と銀12」

『あきない世傳 金と銀 12』高田郁 著 江戸本店の新たな歩み。 あきない世傳 金と銀(十二) 出帆篇 (ハルキ文庫 た 19-27 時代小説文庫) 作者:高田 郁 角川春樹事務所 Amazon 週末、いきなり春めいた天気となり少し心が明るくなる。とはいえ、この暖かさはア…

#482 吹雪の中に取り残されたような読了感~「トーマの心臓」

『トーマの心臓』萩尾望都 著 ギムナジウムでの出来事。 トーマの心臓 (小学館文庫) 作者:萩尾望都 小学館 Amazon まず、どうしてこの本を買ったのかと言うと、何かの作品で本作のことが出ていたからだ。今やタイトルは思い出せないが「本作のオマージュか?…

#481 果物の天ぷら、考えたことなかった!~「にがくてあまい 12」

『にがくてあまい 12』小林ユミヲ 著 渚とマキの未来への第1歩。 にがくてあまい(12) (ヒーローズコミックス ふらっと) 作者:小林ユミヲ ヒーローズ Amazon 随分前に全巻購入してあったにもかかわらず、もったいなくてなかなか読み進まない本シリーズ。…

#480 今年も夏冬、期待してます! ~「またあおう」

『またあおう』畠中恵 著 しゃばけ外伝。 またあおう(新潮文庫) 作者:畠中恵 新潮社 Amazon そろそろ3月も目の前だというのにまだまだ寒い。それでも東京は日中10度くらいまで気温があがるし、凍えるほどではない。今年に入り雪害のニュースが多いが、これ…

#479 驚愕の重低感でした~「弥勒の月」

『弥勒の月』あさのあつこ 著 若い同心木暮信次郎と先代から木暮家に仕える伊佐治。 弥勒(みろく)の月 「弥勒」シリーズ (光文社文庫) 作者:あさの あつこ 光文社 Amazon またAmazonにてキャンペーンが繰り広げられており、ついうっかり密林探索に出たい気…

#478 同心と与力、また一つ学びました ~「いわいごと」

『いわいごと』畠中恵 著 麻之助のやもめ生活はどうなる。 いわいごと 作者:畠中 恵 文藝春秋 Amazon 週末、読書環境について考えた。相変わらず未読の本は山積みだし、断捨離で増えたスペースが広がったわけでもない。が、どのような生活をするかだけは事前…

#477 ザーサイ!その手があったか!~「にがくてあまい11」

『にがくてあまい 11』小林ユミヲ 著 ベジタリアンレシピ。 にがくてあまい(11) (ヒーローズコミックス ふらっと) 作者:小林ユミヲ ヒーローズ Amazon 今、未読の書籍が100冊くらいある。本当は紙の本を先に読んでしまいたいのだけれど、Kindleの分だけ…

#476 肩こりも治って痩せれたら最高!~「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし

『「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし』今村匡子 著 ストレッチ。 「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし 作者:今村 匡子 サンマーク出版 Amazon 肩こりがひどい。整体に通っていたのだが、コロ…

#475 センスが光る翻訳~「続・翻訳の基本」

『続・翻訳の基本』宮脇孝雄 著 誤訳をしないためにも。 続・翻訳の基本 作者:宮脇 孝雄 研究社 Amazon 翻訳家さんのエッセイを読むのが好きだ。翻訳家は私の憧れの仕事でいつかは夢を叶えたいと思っている。が、その道はとてつもなく険しい。語学センスのあ…

#474 丸暗記するなら憧れのあの本を!~「ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる」

『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』小竹貴子 著 クックパッドの編集さんがまとめた料理のコツ。 ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる 作者:小竹 貴子 日経BP Amazon 断捨離の一環として「紙の本から積極的に読みましょう!」週間を実施…

#473 家計の仕分けって難しいですよね~「正しい家計管理」

『正しい家計管理』林總 著 お金の使い方のプライオリティーをはっきりさせよう。 正しい家計管理 作者:總, 林 WAVE出版 Amazon Happy Valentine’s Day! バレンタインデーにチョコをもらいたがっている男子、一体どのくらいいるのだろう。最近はものすごく少…

#472 都内の雪は止んだようです ~「粗食のすすめレシピ集」

『粗食のすすめ レシピ集』幕内秀夫 著 昔ながらの和食。 粗食のすすめ レシピ集 作者:幕内 秀夫 東洋経済新報社 Amazon 昨日は大雪のニュースを受け、会社より珍しくも「早く帰れ」との指示があった。定時より1時間ほど早く会社を出たので、まだほんのり明…

#471 断捨離にドイツ式を組み合わせる~「浪費が止まるドイツ節約生活の楽しみ」

『浪費が止まるドイツ節約生活の楽しみ』サンドラ・ヘフェリン 著 断捨離で生活を整えたい。 浪費が止まるドイツ節約生活の楽しみ 作者:サンドラ ヘフェリン 株式会社メディアタブレット Amazon 今年から家計簿を替えた。 まず最初の一か月を終えた感想だが…

#470 がんばりどころなので~「下り酒一番 4」

『下り酒一番 4』千野隆司 著 卯吉、江戸の酒問屋を盛り上げる。 大酒の合戦 下り酒一番(四) (講談社文庫) 作者:千野 隆司 講談社 Amazon 今週は金曜日がお休みなので気持ち的にがんばれそう!と思っていたのだが、やっぱり考えが甘かった。どうも辛抱が効…

#469 将来を見据えて私らしいファッションを見つけたい~「武相荘、おしゃれ語り」

『武相荘、おしゃれ語り』牧山桂子 著 本物を選ぶ目利きのファッション。 武相荘、おしゃれ語り ~白洲次郎・正子の長女がつづる「装いのプリンシプル」~ 作者:牧山桂子 小学館 Amazon 久々にファッション関係の本を読んだ。本書はよくチェックしているSNS…

#468 ヒュッゲのお供ってこんな本だと思います~「かぼちゃを塩で煮る」

『かぼちゃを塩で煮る』牧野伊三夫 著 ゆるやかに料理について語る。 かぼちゃを塩で煮る (幻冬舎文庫) 作者:牧野 伊三夫 幻冬舎 Amazon 金曜日のこと。朝からものすごく体がだるく、頭痛薬を飲んでも改善せず、食欲も減退し「ああ、ついに来たか!」と熱を…

#467 ストレス対策:もう生暖かい目で見守る以外に方法が見当たらない~「下り酒一番 3」

『下り酒一番 3』千野隆司 著 あきれるほどにひどいオーナー一家のもとで働くということ。 献上の祝酒 下り酒一番(三) (講談社文庫) 作者:千野隆司 講談社 Amazon あまりにも面白いので続けて3巻も読む。面白いというより読了後の爽快感が半端ないので、…

#466 ダメ経営者の見本です~「下り酒一番2」

『下り酒一番 (2)』千野隆司 著 今度は次男が難題を。 分家の始末 下り酒一番(二) (講談社文庫) 作者:千野隆司 講談社 Amazon 去年、シリーズものの1巻目を購入し、面白かったら続きも読もうといくつかの時代小説を購入していた。その中の1冊がものすご…

#465 多分私の想像力が足りんのだ ~「パーマネント神喜劇」

『パーマネント神喜劇』万城目学 著 喜劇...かな? パーマネント神喜劇(新潮文庫) 作者:万城目学 新潮社 Amazon 周りで不調を訴える人が増えている。「オミクロンはただの風邪」という意見があるようだが、風邪だって喉とか鼻とか不快だし、加えて熱とか出…

#464 京都と言えば ~「美女と竹林」

『美女と竹林』森美登美彦 著 等価交換関係。 美女と竹林 (光文社文庫) 作者:森見 登美彦 光文社 Amazon 身の回りで不調を訴える人が増え、先週は会社が入居しているビルでも毎日感染者の報告があった。多い日には5人を超える感染者の情報が次々とメールで送…